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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

なぜ中小企業診断士に? 22.高卒でも大学院に入る(中)

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

中小企業診断士になる過程をつづるシリーズ22回目。

 

前回は「大学院に入る」と決めたところまででした。




さて、
法政大学専門職大学院での説明会の後、
一人の教授と話ができました。



私は短大も大学も行っていません。
一番、気がかりなのは、高卒でも入れるかです。



高校を出てからエレクトーン講師の養成スクールに2年間通い、
授業やレッスンをまじめに受けてきましたが、
これはヤマハ社のスクールだから学歴にはなりません。
たとえ学歴になったとしても相手にされないでしょう。



でも募集要項には
「出願資格が与えられる」と書いてあります。

「入学資格審査」を申請して(審査は書類のみ)、
大卒と同等の学力があると認められれば
大学院の入試試験を受ける資格が与えられます。
中卒でも「大検」に受かれば大学受験できるのと同じです。
 

 ※出願資格については大学院の事務局に問い合わせてください。

 

 

ただ、大検は珍しくない一方、
高卒で大学院に入る人はほとんどいないのが現状です。

 

応募要項は義務で書いただけかもしません。
ここは慎重に。



というわけで、先の教授に話を聞いてもらいました。

 

高卒だけれど大卒と同等の学力はあると思っていること
理由は、診断士の1次に何度も合格していること、
仕事のキャリアとしてはビジネス書を2冊(当時)出していること、
よって客観的に見て、ほかの人より劣っているとは思えないこと、
だから試験を受けさせてくださいということ。



教授は耳を傾けてくれましたが、
「前例がないなあ」 と、ぽつり。

 

5分も経たず、
人に呼ばれて「ごめんね」と席を立ってしまいました。
(そっか、お呼びでない か、、、、、)



ま、いいや。
とにかく顔と名前は覚えてもらえた。。。帰ろう。



そんな夜、教授がメールを送ってきてくれました。
時間が取れず申し訳なかったということと
「入学資格審査」を受けてみてはどうですかと。



ありがとうございます(涙)。
はい、やってみます。これくらいじゃ諦めません。



その後、再び大学院に行って、
個人説明会にも参加しました。
このときはまた別の教授に会いました。



入学資格審査では、
私の著書『グレートスモールカンパニー』と
『この18社に見つけた! 顧客満足を生み出す仕組み』を
参考資料にしてくれるとのこと。



運命は入学資格審査に委ねられることになりました。

 

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顧客満足の失敗学』は
大学院の修士論文をビジネス書に書き直した本です