こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
中小企業診断士になるまでを綴るシリーズ24回目です。
前回は、高卒でも大学院の入学試験を受ける
資格が与えられた、というところまででした。
2007年2月下旬
法政大学専門職大学院の入試日がやってきました。
2007年度の入試は、
前年の06年からすでに2回行なわれており、
私が受けたのは最終回の3回目でした。
後日聞いたところによると、
私が入った「診断士&MBAのダブルコース」は
残席2、だったそうです。
滑り込みセーフ!
入試は、午前中は筆記試験でした。
小論文(日本文と英文の2つ)を読んで
数個の質問に答えます。
英文は辞書の持ち込みが可能です(電子辞書は×) 。
正直なところ、試験は簡単でした。
自慢ではありません。
6年間も診断士の勉強を続けていたのですから
良くも悪くも、ザ・浪人力なのでございます。
厳冬の2月。
エコな温度に設定された試験会場は、
寒くて寒くて芯から冷えます。手がかじかむ~
でも、ここまで来て目を付けられたくない (珍しく弱気)。
「温度を上げてください」とは、ついぞ言えず。
午後は面接。
試験も終わったし、
ここまで来られてなんだかうれしいぞ♪
穏やかな雰囲気の3人の面接官(教授)から
いくつか質問を受けました。
・あなたはジャーナリストとして
すでに活躍されているようですが
なぜ診断士を取りたいのですか?
もう必要ないのではないですか?
・大学院に入りたい理由は何ですか? などなど。
答えは、当ブログの当シリーズに書いてある通りです。
私は面接ではほとんど緊張しないタチなので、
いつも通りの雰囲気でいられました。
そういえば、
面接官のテーブルに私の著書が置いてあって、
「これで落ちたらキツイ冗談だなあ」
なんて、頭の片隅で思いながら眺めていました(笑)。
教授は誰も、私の著者について触れなかったので
私も余計なことは言わんでおこうと思って
黙っていました。
2日後、
大学院のホームページに合否が掲載されました。
「30022」
私の番号です。
合格したのです
法政大学専門職大学院へ。
新しい道が始まろうとしていました。
いったい何人の人が
大学院への道をつくってくれたことでしょう。
何人の人が応援してくれたことでしょう。
感謝。
ありがとうございます。
ビジネス書に書き替えた本です。こちら