今日は、あるものづくり企業にて
3時間のオンライン研修でした。
年1回の3年目。
重ねてご縁があるのはとてもうれしいことです。
事務局とご参加のみなさま、ありがとうございます!
講演と研修は、似ているようで違います。
講演は、講師が一人でひたすら喋ります。
研修は、講師も受講生も喋ります。
なので、研修にはやり取りが生まれ、
その大変さ以上に楽しさがあります。
今日のテーマは『顧客満足の失敗学』
拙著をベースに、組織づくりの
失敗と成功のちがいを一緒に考えていきました。
人間力の話では「鬼と金棒クイズ」をしたのですが、
この会社は高い解答率でした!
今日は、受講されるみなさんは
社内の一つの部屋に集まって、
研修窓口の日科技連さんと私は
都内から別々につないで行いました。
こういう場合は、会場全体を映す一台のカメラで
受講生さんの風景を見ることになるため、
受講生お一人お一人の表情は見えません。
講師としては孤独な感じになるのですが、
小さくても頷いてくれる人がいると、すっごく嬉しいし、
たとえ誰も微動だにせずとも、
情熱を持って心から語りかけます。
終了後、会場にいらしたご担当者が、
「とてもいい場になっていて、
出てよかったという雰囲気が伝わってきました」
と言ってくださり、ほっと安堵しました。
これだけオンラインが増えてくると
「リアルならもっといい」というのは
もはや言い訳になってしまいます。
受講生の方々にとって動きが生まれるように、
画面上でできるゲームを取り入れたり、
資料を充実させたり、話し合う相手を変えたり、
オンラインでも遜色ない時間にするため
工夫しています。
10月からオンラインがまた増えていきます。
工夫を重ねて「まるでリアル」な場づくりに
チャレンジしていきます!
質疑応答を除き、時間ぴったりで終えられました!
経営ジャーナリスト・中小企業診断士で
研修講師の瀬戸川礼子でした。