きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

小さな子どもを守る。車の安全のハウツーと、記者会見を見て思うこと


こんにちは。

子どもが亡くなるニュースは本当に悲しいです。

川崎幼稚園の送迎バスに3歳の女の子が置き去りになり、

熱中症で亡くなってしまった事件。

 

どんなに心細かったか……

どんなに苦しかったか……

また、ご家族の思いを想像すると、とても苦しいです。

 

今回のように、車中に置き去りにされて

小さな子どもが亡くなる事件は後を絶ちません。


どうすれば解決できるのだろうーーと思います。


このyahoo newsは、小児科の先生による記事です。

news.yahoo.co.jp

 

この記事によると、アメリカテキサスでも同様の事件があり、

車の安全についてのハウツーが投稿されました。

 

①チャイルドシートのバックルの外し方を教えておく

②クラクションの鳴らし方を教える

③ハザードランプのつけ方を教える

④運転席のドアロックの解除方法を教える

 

出典はこちら

 

子どもを守るのは大人の役目ですが、

子どもにサバイバル・スキルを教えておくのは

非常に大事だと思いました。

 

また、子どもは勝手に車に入り込んでしまうことがあることから、

Kids Safe Worldwideは、下記を注意喚起しています。

① 車には必ず鍵をかける

② 車のキーは子どもの手の届かないところに置く

③ 子どもが行方不明の時は、まずプール、
  そして次に近くの車両とトランクを探す

 

なお、上記の yahoo news では
「検知器」についても触れられています。

「自動車メーカー側もこの問題に対して問題意識を持っています。

欧州では、自動車の安全性能評価試験(EURONCAP)の中に、
幼児置き去り検知機能(車内の子どもの存在を検知すると
車の所有者と緊急医療サービスに通報)の設置が評価対象に追加
されています。
これらの技術が通園バスにも装着できればより安全かと思います」。

 

シートベルトが義務化されたように、

まずは子どもが乗る車両から、

検知機能設置が義務化されればいいと思います。

 

~  ~  ~

もし自分が親だったら、

これからどうやって生きていけばいいのか…

女の子もご家族も、気の毒で仕方ありません。


私は周りに小さな子どもはいませんが、

せめて、安全についてのハウツーを

覚えておきたいと思いました。

 

~  ~  ~

 

それと、もう一つ書きたいことがあって、

私はこうした記者会見でいつも不思議に思うんです。


亡くなった方がどんな気持ちだったのか

ご家族の心痛はいかばかりか、

そうした気持ちを察する言葉があまりに少ない…。

 

冒頭で、「~~おわび申し上げます」と頭を下げた後は

すぐに「事実」と「情報」の話になり、

ご本人の「思い」に触れることはほとんどありません。

記者会見って「思い」を語ってはいけないんでしょうか。

 

私は以前『週刊ホテルレストラン』の記者として

数々の記者会見に出ていました。

宿泊・飲食業は平和産業といわれ、深刻な会見はなく、

新企画とか製品とか、楽しいものが多かったです。

そんな平和的な記者会見であっても、

確かに、あまり「思い」は語られず「事実」と「情報」に

力点が置かれることが多かったです。

 

でも、やはり私は「思い」が大事と感じます。

 

記者会見は、もちろん事実と情報を伝える場ですが、

それが死亡事故ならば、なおのこと、

事実と情報だけでは不足している気がするのです。

 

何よりも大切な「人の命」がかかわっているのですから、

もっと弔い(とむらい)の意味合いがあってしかるべきでは?

いつもそう思って画面を観ています。

 

亡くなった女の子にご家族に、心からお悔やみ申し上げます。

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。