中小企業診断士の理論研修を受けてきました。
5年毎の更新のたびに、
研修を5回受けておく必要があるのですが、
これで5回受講をクリアしました。
2018年3月末の更新期限に間に合って安堵♡
1回6000円×5回。
これで誰が潤うんだろう、私は思う。
だって診断士だもの(笑)。
今回受けた研修は、
講師も参加者も全員が診断士でした。
参加は義務なので、やらされ感が漂います。
講師はさぞ、やりにくいだろうなあと思いますが、
(ただし講師にとっても更新ポイントが加算されます)
話すごとに雰囲気がだんだん温まってきて、
最後には参加者が前のめりになっている、
そういう経験は講師の喜びになると思います。
今回のメインテーマは、
一部が「USP」(unique selling proposition=独自のうり)で、
二部が「助成金」でした。
USPについては、
自分を理解してもらうためのメニューブックの活用が推奨され、
私にも必要かもしれないと思ったのでした。
理念や提供できるサービス内容、価格、価値などを明記した
会社案内のようなものです。
実は先日ある方に、
「あなたはジャーナリストなのに、
なぜコンサルタントの依頼が来るんですか」と聞かれました。
他にそういう人を知らないので不思議に思ったようです。
自分の中では、自然な流れなのですが、
「そういえば、たまに聞かれる質問だな」と、
改めて気づきました。
10年前、ビジネススクールの入学面接の際も、
「あなたはもうジャーナリストとして活動しているんだから、
診断士やMBAは特にいらないんじゃないですか」
と、面接官の教授に聞かれたのを思い出します。
私は、経営ジャーナリストだからこそ、
経営コンサルタントの資格である中小企業診断士を取り、
人の役に立ちたい、自分自身に恥じない仕事をしたい、
と思ったのですが、珍しいケースなのですから、
自分で伝えなければ分からないですよね。
自分は何を考えているのか、
何者なのかをお伝えするのは、
きっと親切なこと。
「緊急ではないけれど重要」
の項目と理解しました。
今後、何らかのツールをつくろうと思います。
ところで、先だっての理論研修もそうだったのですが、
今日の研修にもビジネススクール時代の友だちが2人いて、
10年ぶりという嬉しい再会がありました。
なのに、時の隔たりをまったく感じません。
学友ってすごいです。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。