きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

この夕日はどこかの朝日だ



こんばんは。
今日のテーマは
「この夕日はどこかの朝日だ」です。



ちょっとその前に、
私は今日、3月26日以来、
2か月+2日ぶりに電車に乗りました。



行きは、ひと席ずつ間隔を空け、
帰りは、それだと座れない人が出てきたので
ほとんどの人が隣同士で座っていましたが、
「あ、隣に座っちゃうんだ」と私は思い、
ほんの数カ月で自分の意識が変わった
ことに改めて気づきました。



さて、電車で向かった先は、
新宿の世界堂(画材屋さん)。
Stay Home中に出来上がった
オリジナルの刺しゅう作品を入れる
額を買いに行ったのです。







作品(というほどでもないけど)のタイトルは、
夕映えと朝焼け」




以前、飛行機の窓から夕日に魅入り、
気づいたんです。
「この夕日は、どこかの朝日だ」と。



私から見ると夕日だけど、
地球は回っているから、
ほかの国の誰かから見れば朝日であり、
同じ太陽でも、違うものに見えている。
逆にいうと、違うものに見えても
実は同じものだったりする。



当たり前のことですが、
わたしには大きな発見でした。



いま、新型コロナウィルスが一人一人に
さまざまな影響をもたらしていますよね。



困惑
憎しみ
恐怖
挑戦意欲
好奇心などさまざまな思いがあり、



冷静に科学的に見つめる人
人間へのメッセージだと感じる人
自分のことを中心に考える人
世界のことを中心に考える人
いろいろな受け止め方があります。



けれど、そのきっかけは同じウィルス。



新しい何かを感じ取っていくのも一つ、
迷惑な存在だと思い続けるのも一つ。
どちらにも揺れ動くのもまた一つ。



全人類を平等に襲うウィルスに対して、
自分はどういう目を向けるのか?
何を感じ、何をつかむのか?



そしてもしも、
ウィルスに意思があったならば、
何に気づいてほしがっているのか。



そんな風にほかの視点で
考えてみるのも面白いです。



語弊のある言い方だったら
ごめんなさいなんですが
せっかく人生でこんな珍しい経験ができ、
世界共通の「あのときはさぁ~」を
私たちは確実に持ったのだから、
いつかこれを語るとき、
私はどう感じた・どう思った・どうやったと、
自分なりの色を持って語り合いたいですよね。



気持ちって忘れちゃうので、
メモしておくのもいいと思います。
というか絶対おすすめです。
この状態にいる自分がどういう視点を
持って生き抜いたかを書き残すって、
未来の自分に役立ちそうです。



【今日のおまけ】
この刺し子ふきんもStayHome中に作りました。



「大変」とは、大きく変わるとき。
経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。