きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

幸せを送る「アフリカローズ社」の薔薇 ~ギフト経済へ~


早速ですが、見てください、
この美しく力強い薔薇を。


本当は、母の日のサプライズのはずが、

母の日指定を忘れた上に、

自分の住所を書いてしまい、

今、私のもとに届いてうかれています(笑)

そんな今日のテーマは、

幸せを送る「アフリカローズ社」の薔薇 

~ギフト経済へ~ です。

と、その前に

薔薇の件は心配ご無用です。

先週、母から、

「庭の薔薇が今までで一番きれいに咲いたよ」

とLINEで写真が届いたばかりなので、

私のうっかりミス2連発は正解だったのです。

こちらが実家の薔薇。本当に見事。

リビングにも飾って。


では本題です。

一番上の写真のカラフルな薔薇は、

萩生田愛さんが創設された

アフリカローズ社のクラウドファンディング

送られたものです。https://afrikarose.com/

ホワイト企業大賞でご一緒の武井浩三さんが、

同社の取締役になられたことで知り得ました。


アフリカローズ社が

ケニアの薔薇農園から輸入を開始したのは2012年。

当時150人だった、薔薇農園のケニア人 正社員は

いまでは2000人に増加しています。

医療や教育面など福利厚生も整ってきているそうです。

人生が好転した人がたくさんいるんだろうなあ!

夢のある、現実に起きている

素敵なストーリーに触れさせてもらいました。

コロナ禍で、多くの会社が苦境のいま、

応援したいという思いで

いろいろ買っている方、少なくないと思います。

私も同じくです。

で、商品が届くたびに思うんです。

払う側が、うれしく感じるって

素晴らしいことだな!と。

「モノが手に入った」とは違う

優しさや温かさがあるんです。


「ギフト経済」

という言葉をご存じでしょうか。

私は今年に入って耳にしました。

ギフト経済ラボという組織は、

次のように定義しています。

人の優しさで、人・モノ・カネが動く。

それは決して、取引きでも、交換でもなく

ただ、ただ、人の幸せを願って、

未来の子ども達を思って、動く。

価値と価値との交換を超えた、

優しさを渡しあう、

贈りあうことで成り立つ経済。

貨幣経済のその先。

不安と恐れのない、幸せの経済が

「ギフト経済」なのです。



私が思う一つのポイントとして、

「普通の経済」と「ギフト経済」は、

1人称と3人称の違いがある感じ。

「私がうれしい」から「みんながうれしい」へ。

そして「みんながうれしい」ということが、

さらに「私もうれしい」になっていく。

これは、よくここでも書いている

「量的な満足」から「質的な幸せ」へ。

ということなんだなあ。

ギフト経済。これから広まって行きそうです。

経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
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