松山バレエ団の新春公演「白鳥の湖」を観劇してきました。
プリマ・バレリーナはあの森下洋子さんです。
生まれて初めてバレエを観たのは30年前。
森下洋子さんの「くるみ割り人形」でした。
ずいぶん時が経って、
普通ならとうに引退されていると思うのですが、
芸歴65年、御年68歳でいまだに輝ける現役。
お歳を書くのが申し訳なくなるくらい。
同じ人間ですが、明らかに次元が違う方。
その気品。その透明感と存在感。
バレエのためだけに生きてきたであろうその姿に、
手が痛くなるほど拍手を送りました。
後継者育成についてはちょっと思うところがありましたが、
ほかの出演者の方々も素晴らしいし、
舞台装飾と衣装の豪華絢爛なこと!
音楽はもちろん生演奏でフルオーケストラ。
夢でも観られないような美しい世界がありました。
休日をソファで過ごすのも好きだし安らぐけれど、
ちょっと奮発して、
ちょっとお洒落して
一流の芸術に触れに行くというのは、
魂にとっての癒しではないかな、なんて感じました。
NHKホール
『週刊ホテルレストラン』の記者時代に、
森下洋子さんにホテル談のインタビューをさせて いただいて、
本当に嬉しかった経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。
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