きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「第3回ホワイト企業大賞」の表彰式&ダイアログイベント


2017年1月22日(日)
「第3回ホワイト企業大賞」の表彰式&ダイアログイベントが
メルパルク東京で開かれ、盛況のうちに終了しました。

画像



画像















「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にする経営」
を応援する賞なだけに、
もう最初から明るい雰囲気。
会場には講演がすぐ満席になるような人がうじゃうじゃいまして、
すべての方々の思いも空気に溶け、
笑いあり涙あり、ついでにグダグダもありの、
ホワイトらしいユニークで楽しくて幸せな場でした。


私はいつも考えます。
人が生まれたのは幸せになるためだと。
「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にする経営」
が広がるということは、幸せな人が増えるということ。
幸せな人が増えるということは、
それによって幸せになる人がもっと増えるということではないかとーー。



さて、当日は表彰の前に、
普通の式ではしない10人の委員による自己紹介スピーチ。
これでまず、「変わってるね~」とざっくり理解していただき(笑)、
その後は、1テーブル4人で行なうダイヤログ(対話)。
画像

















テーマは「やりがい搾取」です。
過激な言葉ですが、二回転したテーブルでは
そのインパクトにつられることなく、
「本当のやりがいとは何か」について
一人一人がもともと持っている思いを語り合い、
考えを発展し合えました(写真の模造紙)。

画像















小川けんいち画伯によるイラスト。私はどこでしょう😊 画像

















下から2列目の左から3人目です。


続いてはメインとなる表彰式。
大賞、特別賞、推進賞は次のみなさまです。
おめでとうございます☆.。₀: http://whitecompany.jp/news/3.html
◆大賞(五十音順)
1.ダイヤモンドメディア㈱
2.西 精工㈱
3.㈱日本レーザー


◆特別賞(同)
1.人間力経営賞:㈲アップライジング
2.主体性育成賞:アロージャパン㈱
3.地域密着経営賞:㈲いっとく
4.ホワイトエコロジー賞:㈱ ecomo
5.熟慮断行賞:大月デンタルケア
6.ホリスティック経営賞:医療法人社団 崇仁会
7.風通し経営賞:ぜんち共済㈱
8.発酵経営賞:㈱寺田本家
9.ハイハイのように楽しく進んでいるで賞:菜の花こども園
10.いきいきウーマン経営賞:㈲ラポール

◆推進賞(同)
医療法人社団耕陽会 グリーンアップル歯科医院 /上州物産/セカンドダイニンググループ /武生製麺 /テレトピア /電巧社 /Dreams/ノアインドアステージ/医療法人社団 白毫会 やもと内科クリニック

表彰式でも、大賞・特別賞のみなさん個々に思いを語っていただきました。

大賞の西精工の西さんは、
ガンで亡くなられた社員さんの話をーー。

会社が大好きだったその方は、亡くなる5日前に
「就労可能」の医師の診断書を持って会社に来られたそうです。
医師に頼み込んで無理やり書かせたに違いないです、と西さん。

かつて、会社の改革を猛反発していたその方は、
やがて西精工が大好きになり、
会社に行きたい、みんなと一緒にいたいとそこまで思ってくれた。
大きな悲しみの中に、救いとなる嬉しさもあったという
胸の内を語ってくれました。

西精工の西泰宏さん(左)、ネッツトヨタ南国の横田英毅さん(右)と。 画像








 


この後、同じく大賞の日本レーザーを紹介するため
壇上に上がった私は、
西さんの話にやられて涙を拭きながらのスピーチ。
これもホワイトならではかもしれません。

リベラルの上田庸司さん(左)、日本レーザーの近藤宣之さん(右)と。 画像










委員の前野隆司さんによる、
応募企業の社員アンケート分析結果では、
「いきいき因子」、「のびのび因子」、「すくすく因子」が発表され、
その興味深さに、カシャカシャと一斉にカメラが向けられました。


昨年の大賞企業、石坂産業・石坂典子さんのスピーチ、
ヨリタ歯科クリニック・寄田幸司さんのメッセージ文もありがとうございます。
画像


















懇親会でもずっと語り合い、
とにかくホワイト企業大賞は、
集った人みんなが考え合う、
語り合うことを大切にしているんだな、
ということを委員としても改めて実感しました。
事務局・運営のみなさまにも感謝です。

画像









画像

















ホワイト企業大賞4回目は春に応募開始です!

委員で経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。