足あと
(マーガレット・パワーズ1964)
ある夜 わたしは夢を見た
神さまと二人並んで砂浜を歩いていた
暗い夜空に、わたしの人生が映し出された
どの光景にも、二組の足あとが残っていた
一つは神さまの もう一つはわたしの
しかし最後にわたしが振り返って見たとき
ところどころで 足あとが一組しか見えなかった
それは人生で最も辛く悲しいときだった。
「神さま、あなたを一番必要としたときに、
なぜ、あなたは私を見捨てられたのですか」
「愛する子よ
わたしは決して お前のそばを離れたことはない
お前が最も苦しんでいたとき
砂の上に一組の足あとしかなかったのは
私がお前を抱いて歩いていたからなんだよ」
あなたに メリー・クリスマス☆
http://www.footprintspoem.ca/
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。