きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

倒産企業の取材で分かったこと

 

こんにちは。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

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98回目のテーマはこちら。

「倒産企業の取材で分かったこと」

こちら
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拙著『顧客満足の失敗学』から
倒産した会社の現場に行って感じたこと、
元経営者に出会ったときの話などを
シェアしています。

 

消えてしまった会社の取材は、
いい会社のようなわくわく感はありませんが、
他人事ではない忘れえぬ ざわざわ感があります。

 

ぜひご覧ください。

 

~  ~  ~


では、ここからは【おまけブログ】です。

YouTubeライブに来てください❣

2022年8月29日(月)20:00~21:00

100回 ありがとうイベントとして、

初のYouTubeライブを行います。

最初から最後まで一人でやることは

変わりがないのに、どきどきする(≧∇≦) 


画面の向こうは当然、見えませんが、

視聴者数が表示されるので、ゼロだと悲しい(笑)。

コメントが一件も入らないのも悲しい。

ご参加お待ちしています♪

 

 

修士論文の挑発的なタイトル

倒産企業のルポルタージュ『顧客満足の失敗学』は、

法政大学専門職大学院の修士論文(修論)として

まずは先に完成しました。

「顧客満足」の失敗学 社員満足がCSを実現する! - 瀬戸川 礼子

修論のときのタイトルは、

「なぜ、顧客満足度向上の取り組みは企業の業績を落とすのか?」

論文としてはかなり挑発的だったみたいです。

 

修論を進めている途中、

何度も教授陣や学生たちの前でプレゼンをするのが

この大学院の特徴の一つでした。

ほかの人の研究課程を知れるのは面白かったし、勉強になりました。

 

で、私の倒産企業の研究は

そんなわけで論文らしからぬタイトルゆえ、

プレゼンのたびに、教授陣からご指摘や質問をいただきまして、

それが、まあ、かなり多ございまして、

「嵐を呼ぶプレゼン」と呼ばれていました(笑)。


プレゼンでは、私はジャーナリストなので

「取材に行った」と表現するわけですが、

ある教授からはこう言われました。

「研究者は、取材とは言わず、訪問と言う」と。

 

郷に入れば郷に従えで、

プレゼンでは「訪問」と言おうと思うものの、

結局、私は「取材」と言い続けていました。

癖でどうしても「取材」と言ってしまうし、

実際、「取材」をしているんですもの。

 

 

経営者はすごい

経営者のあるべき姿を語るのは

おこがましいのですが、役割だから語っています。

語りつつ、経営者はすごいと思っています。


社員をコマのように扱う経営者は論外ですが、

ほとんどの経営者は良心的で、

特に私が取材させてもらう会社はそうで、

大変な責任を背負いながら、笑っている。

ほんと頭が下がります。


動画で紹介した倒産企業の経営者も

取材でとても親切にしてくださいました。


もし、小さな悪い火種を、上手に消せていたら

会社はいまもあの場所で

「夢、大切に育てます」と

言い続けられていたかもしれません。


小さな見栄、小さな怠惰、小さな無関心が

大きな火事になることがあるようです。


決して他人事ではなく、

失敗学としてよくよく気を付けたく思います。

 

ではでは~。
次回99回目は内容が決まっているから
気持ち的にとても楽なのだ💗
 
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。

 

『顧客満足の失敗学』こちら
「顧客満足」の失敗学 社員満足がCSを実現する! - 瀬戸川 礼子




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