きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

18の図表でわかる! 女性活躍の今ここ。

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

YouTube【幸せに働き生きるヒント158】
「18の図表でわかる! 女性活躍の今ここ」
をテーマにお送りしました。

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内容はこちらです。

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女性活躍やジェンダーギャップ(男女格差)という話題は
残念ながら、男女が集う場で深く語られることはまずありません。

実は、女性だけの場では、理不尽さも不満も不平も
たくさん語られるんですよ~。
見えない心の中で、鬱憤はかなり溜まっている…、
と私はよく感じます。

だって、同じ人間なのに女性ということで
社会的地位が低かったり
活躍の幅が狭まったり
給料が低かったり
声が挙げにくかったり
意思決定の機会がなかったりーー、

それに疑問を感じないほうがおかしいのです。


もし、男性というだけで
昇進できなかったり、給料が女性より低かったり
立場が弱かったりしたら嫌ですよね。

あるいは、子どもとか高齢者というだけで
意思を尊重されなかったり、
下の立場の扱いを受けたら、
やっぱり嫌だろうなと思うのです。


みんなで成り立っている社会なのですから、
嫌な思いをしている人がいて
それが個人を超えて社会の活力をも奪っているのなら
なおのこと、みんなが知っておこう!と私は思います。
「知る」ということは改善の一歩だからです。

この動画では、国内外の格差の現状を
いろいろなデータで知れるようにしてあるのですが、

各国の比較をしている図は、すべて海外の出典なんです。
国内では、日本の現状はグラフ化されていますが、
海外との比較を日本がやっているものは非常に少ない。
ここからも「世界の一員」という視力の弱さを感じます。

 

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私が女性活躍やジェンダーギャップの話をすると
「勇気がある」と思う方々がいるようです。

多くの人は、自分がこんな話をしたら
「面倒な人だ」「怖い人だ」と
嫌がられてしまう…、と不安になるのだと思います。
そういう無言の圧力は確かに感じるし、
私もちゃんとわかってるんですよ(笑)

でも本当は、タブー視することが問題を長期化させる
一つの要因になっているわけですし、
ここに着目する人が面倒な人というわけでもないですよね。
むしろ、人間尊重とか、よりよい社会を考えれば、
着目するのは自然というか、社会人の責任でもあります。

別に戦いを挑んでいるわけじゃなくて、
「知りましょう。変えましょう」
そのほうが幸せに働き生きられると思います、
と伝えているだけなんです。

 

私としては、この動画を観た母が、
「最近の動画の中ではいちばんよかったです。
分かりやすく、声のトーンも素敵でした」と
ラインをくれたのがうれしかったです!

 

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こちらは動画には入らなかった図です。
昔は専業主婦がいる世帯のほうが多かったのですが、
1995年から逆転し、
2022年では一目瞭然で共働き世帯が多いです。


いまや女性は昔のように「働く?」「働かない?」という二択ではなく、
「働く」のが当たり前になりました。
今問題なのは、どういう立場で働くのか?です。

また、日本がデフレが長引きすぎて、給与が伸びません。
なので、夫の給与だけで生活するよりも、妻の給与と合算して
生活することを選択しています。

この現状の中、男性は正社員、女性はパートという
二極化みたいな様相もあり、これはこれで問題になっています。

出会い、結婚、出産、子育て、仕事、昇進。
出産以外は、男女ともにできるものです。
お互いが同じことを協力してできたほうが、
家庭も社会も活気と安定につながるのではないでしょうか。

現在は、どんな話も、ほとんどの場合、
最終決定は男性が行います。しかも若くない男性です。

なので、男性がしてこなかった子育てなどについては
保育園の数も含めて後回しになってしまうのです。

 

最後に、経団連の戸倉雅和会長の言葉をご紹介します。
※2023年8月14日 日テレのニュースより

「男性を含めた働き方改革が必要ですね。
パートナー、パートナーとよく言うが、
本当に≒パトナーになっているか。
パートナーというのは子育ての義務を等分にシェアすること。

海外はずいぶんそうなっているんですね。
本人が望めば、結婚して子供を持って働けるという環境、
これを急いでつくらなければいけない。
パラダイムを転換しなければならない。
僕の発言を見て、家内から「よく言うよね」と。
昔は全然、意識もしませんでした。
正直言って、孫が出来て、孫の面倒を見ている娘を見て、
初めて「育児大変だな」と、
子育てというのは男女等しく分担しなきゃいけないと思った。
それで女性にもっと活躍してもらわないといけないと思った。
昔から分かっていたわけじゃない。
でもこのパラダイムは変えなきゃいけない」


ぜひ、実行をお願いします!

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みんなが働きやすく、生きやすい社会を願って。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

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