きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

義理チョコが辛かったな~という話

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

昨日はバレンタインデーでしたね。

今日のテーマは
義理チョコが辛かったな~という話でーす。

なんか…、水をかけるような話かなと思って
当日にアップするのはやめておいたんですけど…

私は長年、この日は甘くない、苦い日でした。

社会人になった80年代から長い間、
根強かったんです、義理チョコの習慣が。

今も残っているでしょうけれど、
当時はもっと強く義理チョコの習慣が社会にありました。

会社は言うまでもなく、
習い事の場でもあったし、
たまたま2月に会食があったりなんかすると、
14日の当日でもないのに、
事前にお金を出し合ってチョコを買おうと
言い出す人が結構いたりして。

で、「はい、これ女性全員からです」と
男性陣に義理チョコを渡すのが暗黙の了解でした。

めっちゃ嬉しそうにもらう男性陣の笑顔は
決して悪いものじゃなくて
微笑ましいといえば微笑ましかったです。

でも…、それでも「楽しいイベントだな」と
思ったことはなかったなあ(遠いまなざし)。

 

なぜ義理チョコの習慣が嫌だったかというと、
理由は2つありました。

一つは、やっぱり気持ちが伴っていないからです。
義理なのはお互いわかっているのに、
時間をかけて、お金をかけて、ストレスもかけて、
みんなで一律にあげる。
なんなんだこれは?って感じw

もう一つは、ジェンダーの話です。
社会的地位の低い女性たちが
(今もですが当時はもっと低かった)、
性別で優遇されている男性陣にあげなきゃならない……。
これも、なぜなの?と感じました。

私は、好きな人にはあげたいと思うし、
実際にあげてきました💕

また、恋愛対象じゃなくても、
ありがとうございますとか
お会いできてうれしいですと
心から思っていたら差し上げてきました。

それは、私にとっては義理チョコじゃなくて、
思いの伴ったチョコだからです。

 

けれど、それ以外では、
・同調圧力が働いていることも、
・チョコレート会社の上手なマーケティング戦略に
 まんまとのせられていることも、
・真心がビジネス消費されてるのも
しっかり感じていたので、
毎年毎年、こりゃまいったな~って思っていました。


きっと男性の中にも、
「まいったな~」って思っていた人がいたでしょうね。

もらった数を他者と比較するのが辛かったりとか、
好きでもない人たちにチョコを強制的に渡されて
ひと月後にお返しさせられるって
楽しいことではないですよね?

まあ、お返しされないことのほうが多かったですけど。
(いらないので、それでいいんですけど)

時は流れてーー
今は、私の周りでは義理チョコの風潮がなくなり、
ほんと心穏やかです。

近年は、女性が男性に渡すだけではなく
自分のために買う人や
友だちにプレゼントする人も増えているみたいですね。

~  ~  ~

そういえば前に友達が、
ペロペロキャンディ風のチョコをくれて
実はこれ、1本1000円もするんだよ
と教えてくれました。


おお、それ大変♪ と思った私は
どうしたかというとーー、
鏡の前で確認しながら食べましたよ。ええ。

こういうのは楽しい出来事です。

 

ということで、
気持ちに嘘なく過ごしたい、
実はチョコよりおせんべい派の瀬戸川礼子でした!

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