きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

RAKO華乃井ホテル&諏訪湖リゾートの白鳥和美さんの講義

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士で
山梨県立大学非常勤講師の瀬戸川礼子です。

 

山梨県立大学 PENTAS YAMANASHI
「観光実践マネジメント講座」7回目は、
長野県「RAKO華乃井ホテル」の白鳥和美さんに
ゲスト登壇いただきました。

 

 

白鳥さんは、就職氷河期に苦労の末、
RAKO華乃井ホテル」に入社されます。

そこから躍進。
一般社員→若女将→女将と階段を登られます。

しかし、平坦な道ではありません。
拙著『女将さんのこころ その三』では、
悔しい思いをして歯を食いしばり、
内頬肉も噛んで口の中が血だらけになった、
そんな話も書かせていただきました。

 

それでも白鳥さんは実直に働き続け、
女将から代表取締役へと昇進します。

自ら手を挙げたのではなく、
母体の井口グループの代表からの任命です。

さらに2018年からは、華乃井ホテルを含めて
4つの施設で構成される新会社「諏訪湖リゾート」 
の代表取締役に就任されました。
このときも寝耳に水で任命されたそうですw

 

白鳥さんのスライドより

一般社員の女性が代表取締役になるのは
めったにないケースではありますが、
人の後ろに隠れるような性格から
人前に立つ仕事を担うようになるまでのストーリー、
ものごとの捉え方、
喜怒哀楽、
工夫や機転や覚悟、
前を向いて歩く力、
成長していく人の共通点など、
学ばせていただくものばかりでした。

 

諏訪大社「御柱」の年は売り上げが減る
というデータも興味深かったですし、

「あらゆる状況において、全て完璧に整うことはない」
という話も深くうなずきました。

その中で、いかに最適にしていくか、
それがマネジメントであり、至誠であると。

 

コロナ禍で諏訪湖を望むテラスを新設されて
ホテルで一番人気のスポットになっているそうです。

2024年の春には、宿泊客でなくても諏訪湖の周辺で
さまざまなスポーツが楽しめる事業部を立ち上げるとのこと。

また足を伸ばしたいと思います!

 

白鳥さんのお話、素晴らしかったです。
ありがとうございます。

講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

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