こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
2022夏、2023冬に続いて3回目、
美瑛町 × NPO場とつながりラボhome’s viの
コワーケーションビレッジ2023夏に参加してきました。
今回は、コワーキングビレッジの参加者による
素敵なワークショップがいくつも開催されました。
このブログでは、
ホームズビーのしのさんこと篠原幸子さんによる
ファシリテーション講座と、会議の様子をご紹介します。
~ ~ ~
一つ目は、
ファシリテーション講座~話し合い上手になろう~です。
※下記の写真はすべて、美瑛町地域おこし協力隊の豊福さん撮影です。
ふくちゃんありがとう!
ファシリテーションは、議事を進行する司会と似ていますが、
時間内に滞りなく進ませることが第一優先ではなくて、
「みんなが話しやすい場づくりをする」
のが大切なポイントじゃないかなと思うのです。
しのさんの講座では、
「この時間を過ごすために大切にしたいこと」として、
グランドルールからスタート。
「感じる 受け止める」「自分も相手も尊重する」など、
いわゆる約束事を最初に決めておくって大切ですよね。
住んでいる地域ごとに並んでみよう!の時間。
こうしてみんなで動き語ることは、場が和むだけではなく、
グランドルールを体感しやすくすることにもつながりそうです。
ほかにも、紙を使ったワークや、思いを伝え合う時間、
「安心安全な場をつくることがなぜ必要か?」を考えたり、
あっという間に時間が過ぎました。
しのさんのように、ファシリテーションをする人を
ファシリテーターと言います。
さまざまな会社の各部にファシリテーター力のある人がいると
会議やミーティングの質が上がるだろうなあ!
また家庭なら、一家に一人いると対話がしやすくて
大変よいんではないかと思えます^^
また、私は自分の研修でファシリも務めますが、
しのさんの講座でたくさん学んだうちの一つとして、
チェックインのコツは、改めての学びとなりました。
それは「ウケ狙い・拍手・ツッコミはがまん」という部分。
これらは小さなプレッシャーを与えてしまうからです。
言われてみればそうだな~。
安心安全な、話しやすい場づくりとして
大切なスタートだなと思った次第です。
町の方々と一緒に学べたのもうれしいことでした。
~ ~ ~
もう一つは、美瑛町の未来を考える
「美瑛 あんなこと こんなこと会議」です。
参加者の自己紹介の時間。
ファシリテーターのしのさんと、発案の聖子さん(左)。
この「あんなこと こんなこと会議」は、
NPO場とつながりラボ home’s viのスタッフで、
美瑛が好きすぎて移住し、
町役場の地域プロジェクトマネージャーである
熊倉聖子さんが企画し、しのさんと考えた会議だと聞きました。
「好き」が原点にあるものは、いいものになりますね。
美瑛という町をどうする?という大きな枠組みの中、
町民の方々と、私たちコワーキングビレッジの参加者も集いました。
この時間だけで何かが劇的に変わることはないけれど、
それでも語り合い、共感し、気づいたり、交流が生まれたり
することがよりよい未来につながっていくのではないかーー
そうしたことを、聖子さんもしのさんも言われていて、頷きました。
美瑛はいま何点だろう?
何が必要だろう? などなど対話していきます。
テーマが大きいと、まとめるのは難しそうですが、
「まとめる」ことが大事なのではなく、
「語り合う」ことが大事なのだと感じます。
また、ファシリテーターしのさんの「問い」がいいので、
語り合いの場がスムーズです。さすがだな~。
最後の問いはこちら。
【美瑛の町を100点満点にするために、
何があったらいいですか? 何をしたらいいですか?】
何度か席替えし、最後の席は議員さんと学校の先生と一緒になりました。
私は47都道府県すべてを複数回、取材や研修などで訪ねてきましたが、
町の方と、町の未来について話し合いをしたのは初めて。これは貴重でした。
いろいろな意見を模造紙に書いていき、これをグループごとに発表します。
美瑛の未来を語り合った全員で記念写真。
こういう時間がもっとほしいという意見をいくつも聞きました。
どんなテーマでも、ファシリテーション力があれば
集ったそれぞれが安心安全な中で思いを伝え合える。
その連なりが改善や連携を生み出していくーー、
そんなことを感じるひとときでした。
ありがとうございます!
次のブログでは、
英治出版社長の原田英治さんと私でコラボしました
美瑛町商工会さんの起業・経営セミナーの模様をご紹介します。
瀬戸川礼子でした。
YouTubeやってまーす。