『帝国タイムス』で月1連載の
「事例で見るよきリーダーの心得」
9回目が掲載されました。
毎回、拙著
『「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと』
をベースに、新しい話も加えながら書いています。
今回のテーマは
「周りのやる気をそぐリーダーワースト3」。
リーダーの特権を利用した
不公平感満載の「ずるさ」はダントツ1位です。
コピー1枚を無駄に取るな、と人には言いながら、
自分はメモすれば済むものをコピーに取るとか、
たかだか10円の話でも、「ずるい」のは同じ。
そういう場面を見た人は、その人のずるさを忘れません。
たった10円のズルが、
お金に換算できない「信用をなくす」という大損失になるわけです。
だから、ずるはしないほうがいいです。
それに、
不公平な環境だとメンタルも崩しやすいというデータもあって、
そもそも人間は本能的に
人のずるさを受け入れないものだと思うのです。
ワーストなリーダーとは異なり、
お会いしているよきリーダーの方々って、
客観的に自分の特権を理解していて、
それを乱用しないよう、
後ろめたさを忘れず自らを律する方々だなと感じています。
ワースト3については、ファイルメーカーカンファレンスでも
お話させていただきました。その時のblogはこちらです。
ずるくないよきリーダーを見習います。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした