こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
2019年5月下旬、メルセデスベンツで知られるダイムラー社の
CEO ディーター・ツェッチェ氏が66歳で退任しました。
この退任に際してつくられた動画がネットで話題です。
なぜなら、制作したのはライバル社のBMWだったからです。
動画はこちら(53秒)
The last day(最後の日)から動画は始まります。
ダイムラー社を出ていくツェッチェ氏
本人ではありません。そっくりさんです!
この後、ベンツに乗って自宅へ。
運転手とお別れの握手をし、
去っていく車を一人見送る寂しい場面…、
かと思いきや、
Free at last(やっと自由になれた)
そして、オレンジのBMWでさっそうとご登場(笑)
ビューンと去っていきます。
これをどこかで観たご本人も思わず笑っちゃったのでは?
そして最後に、ありがとうの言葉。
「ディーター・ツェッチェ、
長年にわたる魂を揺さぶられるような競争をありがとう」
自社のマークもしっかり忘れずに。
やられた本人もベンツも笑うしかないんじゃないかと思われるCM。
ちょっと、じーんとするのかしら?
ウィットに富むとはこういうことだなと、感心しました。
もし、これで怒るようじゃ、
人間や会社の小ささを露呈してしまいますからね。
愛あるウィットやユーモア、素敵ですね。
あなたはどうとらえましたか?
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。