きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

すバラしい福山の100万本のばら

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。


2019.5.21
福山駅から帰りの新幹線に乗る前に、
タクシーの運転手さんが、
ちょうど見頃の「ばら公園」に寄ってくれました。


どこにカメラを向けていいか分からないほど、
一面の、ばら、ばら、ばら―。
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私はなんちゃってベランダガーデナーなのですが、
ばらって育てるの難しいんです。
お金を取る民間の公園ならいざ知らず、
市営の無料の公園にこんなにたくさんのばらが
咲き誇っているなんて、信じられない。

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これからしばらくの間、私は
「すばらしい」という言葉を言うたびに、
このすバラしい公園を思い出すでしょう。
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福山が「ばらのまち」として歩み始めたのは1956(昭和31)年。
まだ戦後は色濃く、
潤いと安らぎを取り戻そうという市民の思いによって、
1000本の苗木が植えられました。

それが現在、100万本を数えるまでに!


植樹と整備が徐々に進み、
「ばら公園」をはじめ、大通りの生垣もばらに。
つつじはよく見かけますが、
道路の生垣が「ばら」って、ほんと珍しい!
(写真は取り損ねましたが、きれいでした)

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最初に1000本のばらを植えた12年後には、
全国美しい町づくり賞最優秀賞を受賞。

30年後には、ばらを福山市の花に制定。
50年後の2006年には、世界ばら会議大阪大会で、
「ばら公園」が優秀ガーデン賞を受賞。

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そして60年後。
2016年の市制施行100周年の年に、
市内100万本のばらを達成


68年後となる2024年には、
「世界ばら会議」がここ福山で開催されます。

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最初にばらが植えられたのは昭和31年だから、
美しいばらよりも、食べ物とかモノのほうが
大事だった時代だと思います。
「ばらで食えるのか」なんて言われた人も、
いたんじゃないかなあ(妄想)。


けれども、
「戦災で荒廃した街に潤いを与え、
人々の心に和らぎを取り戻そう」
(市のHPより)
と、当時の人々は熱意を持ち、
実際に行動し、それを脈々と受け継いできた。

その過程に胸を打たれました。

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圧倒されるばらの量や美しさとともに、
鬼籍に入れた方や
現在受け継いでいる人、
たくさんの人々の思いも薫っているかのようでした。

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薔薇のようなかぐわしさを目指したい(難しい)

経営ジャーナリストの瀬戸川礼子でした。

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