きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

AED講習を受けてきました



AED(自動体外式除細動器=Automated External Defibrillator) の講習を受けてきました。 心臓が止まった方を救命するために「ボン!」とやる、あれです。
万が一、そういう場面に出くわしたとき、助けになれたらいいですもんね。
AEDがあったことで多くの方々が助かっているそうです。


① 安全な場所か確認してから、倒れている人に声をかけます。   肩を叩き、「聞こえますか!」「どうされましたか!」「○○さん!」
② 反応がなかったら、息を確かめます。   喉を少し持ち上げて、   頬は相手の鼻先に。目は相手の胸を見て、呼吸を確認。 画像











周りの人に呼びかけて集めます。「人が倒れています!」

③ 呼吸がない → すぐに心臓マッサージの開始です。
  場所:胸と胸の間   方法:自分の手を重ね、手首の上の膨らんでいるあたりで押す。   姿勢:ひじは曲げない。体は四つん這い。   早さ:秒数より少し早め。 画像














  マッサージを続けながら、周りの人に指示します。   「119番してください」(住所を聞かれます)     「AEDを探してきてください」
  *全体に向かって頼むのはダメだそうです。     「誰かやるだろう」と思って誰も動かなかったりするので、     「そこのあなた」という感じで目で指名して動いてもらいます。      *119番は、最寄りの消防署にかかるのではなくて、     たとえば都内なら、大手町の本部につながります。     よって、住所を言わないと、現場近くの消防署に指令を出せません。
  指示する間も、マッサージをし続けます。    「結構、腰にきますよー」(by 消防士さん)   疲れたら誰かに代わってもらいます。


④AEDが届いたら、誰も操作できなければ自分がやります。  音声が流れるのでその通りに。  胸をはだけるか、厚着している場合は服の下からシートを入れて、  肌に直接シートを貼る貼る位置はイラストで確認。  少し離れて、スイッチON→「ボン!」 画像















反応が戻らなければ、マッサージをすぐに再開します。 この動作を、救急車が来るまで繰り返します。

それで、まじめな話のときに申し訳ありませんが もしも、私に「ボン!」してくださるときは、 服の下からシートを入れる方法でやってくださると恩にきります

ところで、口移しで息を吹き込む方法がありますよね。 これは、感染の問題があるので、最近はやらなくてOKとのこと。 心臓マッサージをし続けるほうが大事だそうです。 ただし、家族など抵抗なく息を吹き込んであげられる関係なら、 やってあげたほうがよいそうです。 画像













最後に、気になるお値段です。 取り扱い会社は複数あり、だいたいの相場は、、、 レンタルは月額5000円(年間6万円)~ 購入の場合は30万円~。 画像
















都会の大きな建物にはたいてい置かれていますが、 すぐに救急車が来られない場所にある小さな町や村はどうだろう。 負担額は決して小さくないと思います。 助成金も地域によって、あったり、なかったりです。
いま、自動販売機の普及活動の一環として、 AEDが付帯された自販機を置く試みが行なわれているようです。 http://www.energy-co.jp/aed.html これはいいですね!