きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

中村ブレイスの中村俊郎社長インタビュー

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

石見銀山の観光の後は、いよいよ楽しみにしていた
中村ブレイスさんの取材です。
http://www.nakamura-brace.co.jp/

 

駐車場や売店などがあるちょっとした広場の向かいに
本社があります。町に溶け込む白壁の建物です。

 

10分前に到着したら、

 

猛暑の中、中村俊郎社長は背広姿で玄関口に立って

 

待っていてくださいました。感謝、感謝です。
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応接室のテーブルです。温かなお気持ちが伝わります。
奥さまから冷たいジョアもいただきました。
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中村社長からお話をうかがった後、
いくつもある工房を一つ一つ、見学させていただきます。
こちらは石膏で型を作っている部屋です。
きっと、職人さんの脳裏には、自分の分身となる手や足などを得て、
笑顔になられた方々の顔が浮かんでいるのでしょう。
 
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サポーターを作る部屋です。
中村さんの掛け声でみなさん集まってくださいました。
どの工房へ入っても、こちらを振り向いて「こんにちは!」と
あいさつしてくださいます。あいさつってすごい力です。
私もどんなときも、あいさつだけは絶対にちゃんとやろう。
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中村ブレイスは、義手や義足、人口乳房など義肢をつくる会社として
有名になりましたが、財政を支える主力商品はサポーターです。
頭、膝、指などそれぞれを保護する装具で利益を出されています。

 

こうした商品力・技術力を高めているからこそ、
お客さま一人一人のために時間と手間をかけてつくる義肢を
「健全なる赤字部門」(中村社長談)として維持できるのです。

 

「赤字は犯罪である」という言葉はそのとおりだと私は思うのですが、
でも、こうした例外はあるのですよね。



本社から車で3分離れたところにあるメディカルアート研究所が、
その「健全なる赤字部門」です。
手、指、乳房、眼、鼻、耳などがお客さまに合わせて丁寧に作られます。
一から全部、手作りのものは高価なので、
お客さまの予算に添えるように、半汎用品もあります。



お客さまの毛を剃って、義肢に埋め込む技術も開発。
普通の毛のように、使っているうちに摩擦で取れてしまうので、
内側に毛を貼る技術もさらに開発されたそうです。
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中村さんは、若輩者の私が言うのも何ですがー、「素直」。
素直さほど、自らを成長させ、磨かせる力はないのかもしれません。
 
父から聞いた冒険家であり商人でもある「マルコポーロ」の話を心の礎に、
どんなことも素直に受け入れて、学び、実践されてきました。
映画にもなりそうな中村さんの人生の数時間をご一緒できて
光栄でした。



中村俊郎社長と、後継者である宜郎さんと。
広報の米原さんが「撮りましょうか」と撮ってくださいました。
 
自分から「撮ってください」って、記者の立場では恥ずかしくて
言いにくいんですよね(笑)。ありがとうございました♪
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中村ブレイスの詳しいストーリーはぜひこちらで!
よみがえるおっぱい―義肢装具士・中村俊郎の挑戦
海拓舎
千葉 望

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