長崎で着物を着る♪
ワクワクしつつ、私は困っていました。
着物には留袖、訪問着、付け下げ、紬など
ランクがあって、
ＴＰＯによって着ていく着物が異なるもよう。
お座敷には何を着ていったらいいのかしら？？？
調べてみると、
唯一、持っている「留袖」は
婚礼などにふさわしい礼装なので、
お座敷遊びにはちょっと合わない。
一つ下の格に当たる「訪問着」がよさそう
ということが分かりました。
訪問着という呼び方はカジュアルですが、
私のような素人が見ると、
留袖とどこが違うか分からない格式ある装いです。
ということで、
現地・長崎で訪問着のレンタル＆着付けを
お願い することにしました。
が、ここでまた問題。
どこで借りる？
どこで着付けをしてもらう？
長崎市といっても広い。
旅の目的である「花月」や
宿に近くて便利なお店はどこ？
全然、分からないわけです。
そこで、思いました。
「こういうときは、ホテルなら間違いない」
長崎 着付け ホテル と検索して
最もピンときた
「ホテルモントレ長崎」さんに電話をかけました。
電話対応してくださったのはブライダル課の宮上さん。
理由を話すと、アドバイスをくださいます。
ホテルでも対応できるけれども、
立地面や料金面でお客さま（私）に
不自由があるかもしれない。
私が知り合いの貸し衣装店に
連絡をして 差し上げましょう。
こうなるともう、ホテルの利益にはなりません。
たいていは、貸し衣装店の電話番号を
教えて終わりですよね。
でも、宮上さんはわざわざ衣装店に
電話をかけてくださったんです。
やっぱり「ホテルなら間違いない！」
その後、衣装店から私のところに
「モントレさんからお聞きしています」
と 電話が入りました。
着付けプロジェクト（？）のサポートを
バトンタッチしてくだったのは、
老舗の貸し衣装店
「ブライダルコスチューム・スエヒロ」の山本さん。
宮上さんもそうだったんですけれども、
電話の声がとても温かく、
「あ、この人なら頼みたい」と感じたので、
山本さんに着物を選んでおいてもらうことにしました。
私のブログは、私の顔写真はそれほど多く載せていませんが、
顔写真が作っているブログURLを伝えて見ていただき、
山本さんが私に合うだろうと感じる着物の柄・色を
ご自由に選んでください、と。
ついでに、着付けのお店もご紹介いただきました。
「花月」さんにも宿にも近い、「きゃら美容室」さん。
当日は、きゃら美容室さんにレンタル着物を届けておいてもらい、
美容室に行くだけでＯＫ、
という状態にしていただきました。
後日、モントレの宮上さんから再びお電話が。
「大丈夫でしたか？」と、
心配してかけてきてくれたのです。
一銭にもならないのに、
一本の電話に手を伸ばしてくれた。
なんて優しいのでしょう。ありがたいことです。
そして当日、
きゃら美容室で迎えてくれたのは
オーナーの尾崎祥子（さちこ）さん。
この方も、輪をかけて素敵な方で、本当に明るい笑顔。
仕事が大好き！というオーラが
お店の雰囲気も清々しくしています。
オーナーの尾崎さんに
「なぜ、店名にご自身の名前をつけなかったのですか」
と お聞きしたら、返ってきた言葉が素晴らしかった。
「自分の名前をつけると、
スタッフの成長が止まってしまう気がした」
誰に言われたのでもなしに、
そこまで考えていらっしゃるのです。
さて、スエヒロの山本さんが選んで、
美容室に運んでおいてくださった 着物と帯は
素敵。素敵。素敵。
さすがプロの見立てです。
たくさんの着物を見てこられた尾崎さんも
「これは本当にいいわ」と 褒めてくださいました。
長崎のみなさんによくしていただいて幸せでした。
着付けは、一緒にお座敷へ行った友達２人にも
紹介したのですが、
その２人も「いい人に出会えた」と喜んでくれて、
とにかくみんながハッピー。
ホテルモントレ長崎さん
ブライダルコスチューム・スエヒロさん
きゃら美容室さん
ありがとうございます。
お陰さまで無事に着付けを終え、
花月さんで一夜を楽しみました。
思い切って、長崎に来てよかった。
ここはやはり写真を載せるべきかな。
お恥ずかしいけれど、
昨日のブログで書いたばかりでした。
「平気でせんといかん」
こちら ↓みなさまの優しさの結晶でございます。
ありがとうございます(^^)♡
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
