きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「親が子どもに遺(のこ)せるもの」とは何か?

 

こんにちは。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

 

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96回目は「親が子どもに遺(のこ)せるもの」

をテーマにお送りします。

 

こちら
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父の七七日(こう書いて49日と読むそうです)が過ぎて
いろいろ思うところがありました。
 
私は子どもはいませんが、私は両親の子どもなので、
その立場としてとても大切だと思うことをお伝えしています。

大切なことを遺していない人が
とっても多いと思うのです。
後悔しないために、ぜひぜひご覧ください。
そして、ぜひ行動してくださいね。

~  ~  ~


では、ここからは【おまけブログ】です。

小さな子どもだけが子どもじゃない
今回の動画で「子ども」という表現が
何度も出てきますが、
小さな子どもだけを想定しているのではなく、
社会人として働いている子どもも含まれます。
誰だって、誰かの子どもです。

定年を控えている人だって子どもです。

すべての子どもについて語っています。

 

八丁堀は印刷の街

父は銀座の印刷会社から独立して、

同じ中央区の八丁堀に小さな印刷会社

瀬戸川印刷を興しました。

創業33年で役目を終え、黒字廃業しています。

 

最終日は、花束をもって会社に行き、

父と母に手作りの表彰状を渡しました。

八丁堀は現在も印刷会社が多いエリアで、

ライバルでもあるだろうけど、

補完し合う関係でもあると思います。

たまに近くを通ると、

とっても懐かしくなるエリアです。

 

親の職場を知らない子どもでいいの?

私は両親の働く姿を、年に1回くらいは

会社に遊びに行って見られたので、

親が職場で働く姿を見たことがない子どもが

普通にいることに違和感があります。


いずれは社会に出て働く子どもが、

最も身近な社会人である親の働く姿を見たことがない。

そんな分離された社会構造ってどうなの?と。


取材先の会社の中には、

年に1回社員の子どもたちを会社に招いて、

工場見学会やものづくり体験会、

あるいは敷地でパーティなどをしています。

 

働く楽しさ、仲間の存在などを

子どものころから感覚で知るって

とても大切なことだと思います。

 

コロナ禍の在宅勤務によって、

初めて親が働く姿を見たっていう

子どもも少なからずいると思うんですけど

できればリアルな仕事現場を

見せてあげたいものです。

 

普通に働いている姿って

お父さんもお母さんも

どんな現場でもかっこいいじゃないですか。

 

私のおすすめは
ジョブシャドウィングなんですけど、
いかがでしょう? 動画はこちら。
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もし職場が「ひどくて見せられない」と思うのなら、

見せられるように改善するきっかけになるし、

子どもにかっこ悪い姿を見せたくないので

がんばれちゃうと思うんですよね(^^)

 

親が子どもの学校に行くように、

社員の子どもが親の職場を訪問する「逆参観日」をぜひぜひ。

子どもという未来の存在を会社に招くことは、

迎える大変さを上回る、発見や喜びがあるはずです!

 

親が楽しそうだと子どもは継ぎたくなる

長年、会社取材をしていると、

「親の会社だけは継ぎたくなかった」

という後継者にたくさん出会います。

 

みなさん笑って話してくれるので

重い雰囲気じゃないんですけど、

共通する理由としては、

「親が辛そうだから」

「自分が構ってもらえなかったから」です。

 

この2つがクリアされていれば、

子どもは別の夢がない限り、

継ぐのが嫌ではなくなるかもしれません。



愛されているという実感

私はこれはかなり自慢になりそうですが、

親から愛されている実感を常にもって

大人になりました。

幼稚園や小学生のときは、

貧乏ではなかったけど裕福でもなく、

ほしいものはあまり買ってもらえなかったけれど、

愛情を疑うことはありませんでした。

その「思い」は私の生きる土台になっています。


何か知らんけど、私は大丈夫。


根拠のない自信があるのは

愛されている実感を抱き続けてきたからです。

当たり前だと思っていたけれど

大人になって分かりました。

すっごく恵まれていたのだと。


愛されているのに、そう思えない人も

きっと少なくないと思います。

だからぜひ「思い」を伝えてほしいです。

日本人は言わなすぎる。


大切だということを、

愛しているということを伝えましょう。

言えないなら手紙で伝えましょう。

親が子どもに一番、遺せるものは

それだと思います。

 

ぜひご覧ください。こちら。
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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。

 

動画すべてのラインナップはこちらです。

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旅館の女将さん55人の人生哲学。
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