こんにちは。昨日5月1日は、
大谷石(おおやいし)の
栃木・宇都宮駅から30分。
地下30mに広がる2万平方メートルもの異空間です。
石に囲まれた神秘の世界。
現在は観光をはじめ、
映画やプロモーション撮影、舞台、
コンサート、パーティ会場など
として利用されています。
春日部の巨大な貯水空間「
地下神殿」もすごかったけど、
ここ大谷石の採掘場跡で驚くのは、
もともとこの空間はすべて岩だったということです。
江戸時代中期から昭和34年くらいまでは手掘りで、
以降は機械で、ひたすら掘って出来た空間なんです。
過去には、掘り過ぎて陥没事故も起きました。
無欲な自然と、
人間の欲望が作り出した、独特の世界です。
炭鉱や銀山もそうですが、
自然が生んだ資源を採掘するために、
光の入らない中で、石粉が舞う中で、
毎日毎日、危険と隣り合わせで働く人々に思いを馳せました。
膨大に掘り出した大谷石のほんの一部は、
実家の塀になっていると、今日知りました。
次に帰省したら、まじまじと眺めよう。
大谷石の地下採掘場跡「大谷資料館」。
迫力満点。見どころ満点の場所でした。
まだコロナ禍のGWの雨の日曜日。
約300人が坑内にいました。坑内気温は5.2度。
一年を通して寒いです。上着をお忘れなく!
遊園地や複合施設もいいけれど、
こういう場所はほんと楽しい。
人間の生きてきた証、歴史も一緒に
想像できるし、本物の場所だからです。
この後、
宇都宮駅近くの素敵なカフェに立ち寄りました。
つづく。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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