きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

渡嘉敷島の国吉佳奈子さんと再会しました

 
こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
 
沖縄の離島物産展が開かれている東京駅グランスタで、
渡嘉敷(とかしき)島の国吉佳奈子さんと再会しました。
2023.1.25

 
佳奈子さんはリーフイン国吉とホテルケラマテラスのオーナーで、
拙著『女将さんのこころ②』に登場いただいています。
久しぶりに会えて、積もる話に時間を忘れました。

 
東京の人だった佳奈子さんが
渡嘉敷の人になった物語を、私は忘れられません。

大学生だった佳奈子さんは、
友だちと座間味島に向かう船に乗ったはずでした。
ところが、何を間違えたのか、
着いたのは渡嘉敷島だったのです。
 
仕方なくビーチに足を伸ばすと、
そこには楽園がありました。
あまりの美しさにぼう然と海を見つめる佳奈子さん。

すると、海からザバ~ッと人が現れました。
それが、後に夫となる栄さんです。

一瞬で恋に落ちた佳奈子さん。
文通を経て、渡嘉敷の人となります。

ところが栄さんは、
佳奈子さんと小さな3人の子を残し、
病で旅立たれてしまうのです。
 
佳奈子さんは、東京に戻りませんでした。
「ほれた男の叶わなかった人生を、私が受け継ぐ」。
そう決めたのですーー。
 
〜  〜  〜
渡嘉敷島は、那覇からフェリーで35分。
慶良間諸島の一つで、
ケラマブルーと言われる美しく青い海で知られます。
 

心ゆくまでシュノーケリングして、
疲れたらビーチの小さな洞窟に寝っ転がって海を眺めたり、
次の日はそこで本を読んだり。
最高のひとときでした。
~  ~  ~
旅先に渡嘉敷島を加えるのは
素敵なアイデアだと思います。
 
船の乗り間違えには気を付けて♪
 
 
国吉佳奈子さんほか55人の女将さんの半生をご紹介している拙著はこちら。