きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「損得で褒める」ことをどう思う?

 

こんにちは。
昨日、ワクチン接種3回目を行い、
左手が痛いけれど、文字は打てます♪

 

今日のテーマはこちら。
「損得で褒める」ことをどう思う?

 

小林正観さんという方の言葉が
あるメルマガで紹介されていて、
なるほど~と思ったので、それを紹介します。

 

~  ~  ~

 

「イチロー選手をどう思いますか?」。
大リーグのピッチャーが、記者から質問を受けると、
ほとんどは、イチローを褒めたたえます。
「素晴らしい」「天才的」「百年に一人」と。

もちろんイチロー選手は素晴らしいですが、
褒めたたえる理由は
それだけではないというのです。
 
その理由は、
「自分が認めた天才」から打ち取ったら、
 ピッチャーである自分のすごさを
 見せつけられるからです。

 

すごくないですか? この考え方。

 

直球勝負の私には考え付かないものでした。
そうか~。
そうなのか~。
確かにな~。

 

このようにアメリカ人は、
「褒める」という行為を損得勘定で使いこなしている
と書いてありました。
 
相手を褒めれば褒めるほど、
自分の価値が高まることを分かっている、
というわけです。

 

うわてだなあ。

 

自分で言ってしまいますが、私は、
人のいいところを見つけるのが得意だと思います。

見つけたらそのままストレートに本人に伝えるし、
記事にしたり、喋って他の人にも伝えたいから、
無意識にいつもいいところを観るくせがある気がします。

でも、損得勘定で使いこなすのは素人で、
計算を働かせるのはちょっと難しそう。

ただ計算だったとしても、
・聞いた相手は悪い気はしないだろうし
・相手の周囲の人は喜ぶだろうし
・自分の価値も上がるし
・誰も不幸にならない

特にデメリットが浮かばないのです。
友好的で大人な、良い方法じゃないでしょうか。

 

プライドが邪魔して人を褒めるのが苦手な人なんかは、
この方法、とってもいいんじゃないかな。
 
最初は計算で褒めていたとしても、
計算の中に、ほんの少しは、
思いやる気持ちが芽生えるようにも思います。
 
ちょっと先の未来を見越して、
相手を褒めつつ、自分の価値を上げる。
これを機に覚えておこうっと。
 
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
 

 

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