きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

女将サミット2008 ~とにかく人を褒めて褒めて褒める~

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

 

女将サミットの懇親パーティには、
話の達人が毎年、登場されます。

総理大臣や大臣、議員、関係業界の会長―。

 

「短めのごあいさつですが」
とは言っても、全員が終わるまでに

少なくとも40分はかかるので、
立ちっぱなしは辛いところですが、

このパーティは数年前から着席に (+ブッフェ)なったので、

メモを取りながら、じっくり聞くことができました。

 

今回も登場された方々はみなさんスピーチ上手でした。

共通ポイントは 「褒める!」

 

国土交通省の冬柴鐡三大臣は、
今年10月にいよいよ観光庁が設置されることを挙げて、

地域活性化の中核はここにいらっしゃる女将さんでございます。

観光立国の推進にはみなさまこそ必要でございます。

などなど、とにかく目の前の女将さんを褒める、褒める。

終始、笑顔。目線はじぐざぐとすべてを網羅。役者です。

 

読売新聞東京本社の宮本友丘常務取締役販売担当は、

ジャイアンツの不甲斐なさにお詫びをして、

上手に笑いを取ってから、

今回のサミットのテーマ「咲かせましょう女将という名の心の華を…」

について、まず、なんと美しい言葉の響きでしょうか、と感嘆し、

これからの時代は目に見えないものこそが価値を持つのです、

心の華である女将さんの力こそ必要です、と大絶賛。

 

日本酒造組合中央会の浅海敏彦副会長は、

来週、開かれる洞爺湖サミットよりも

今日の女将サミットが日本を救うのです、

と会場の笑いと拍手を誘いながら、うまくまとめます。

 

褒められて嫌な人、いないですものね。

しかもパーティの席ですし。

褒めるという言葉は「祝う」という意味もあるのでした。

いいところを見つけて褒める。

それは「言葉の贈り物」なんだなと改めて思いました。

 

講師で経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。