こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。
『旬刊旅行新聞』の連載『女将のこえ」インタビューで、
岡山県・湯原温泉「八景」の上塩浩子さんを訪ねました。
伺う前から感動の予感。実際はさらに上をいくものでした。
女将の上塩さん(左)と♪
緑と水に囲まれた豊かな自然の中に八景はあります。
館内には、楽しくて大らかな気が流れているように感じました。
20数年前、事業家の父が買った旅館を、任された浩子さん。
当初は、嫌々ながらの仕事でしたが、
ある日、事件がありました。
営業の男性に問題が発生。
同じ営業部の女性に「がんばりや」と
浩子さんが声をかけたところ、
「浩子さんの旅館なのに何で私ががんばらなあかんの」と、ぐさり。
「図星だ」と観念し、
与えられた役割を受け入れるきっかけになったそうです。
逆ギレするのではなく、
「図星だ」と思えるのが素晴らしいですよね。
「図星だ」と思えるのが素晴らしいですよね。
浩子さんと八景の距離はだんだん縮まり、
「いまは私そのもの」とおっしゃいます。
ロビーには卓球台が置かれています。
入ってきた人の心がふっと和らぐおもてなしですね。
その奥には、木目調のスタインウェイのグランドピアノ。
浩子さんの言われる「元気で上質」な空間が
素敵に表現されているのです。
このセンス、見習いたい。
手間に卓球台、右奥にグランドピアノ
ラウンジで美味しいソフトクリームをいただきました。
川の左向こうは町の観光協会が運営する混浴露天風呂「砂湯」.
「お客さまを緊張させないことは大切なおもてなし」と浩子さん。
また、「相手が赤ちゃんでも大臣でも接する際の心は一緒」、
「自分のために楽しんでやっている」、
「永続が目的じゃなくて、一代で終わっても一生懸命にやる」
そんなまっすぐな思いに共感しました。
私も実は、
企業は永続よりも大切なものがあると考えています。
100年企業、200年企業は
結果としてそうなったのであって、
目的ではないのでは? と思っているのです。
今回は日帰りだったので、次は必ず宿泊したい♪
浩子さん、ありがとうございます(^^)/
女将さん取材はライフワーク。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
【瀬戸川礼子の幸せに働き生きるヒント】やっています。
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