きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

職場の知識の増やし方~暗黙知と形式知 SECIモデル

 

こんにちは!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

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「職場の知識の増やし方~暗黙知と形式知」


アップしました!

こちら
Solo Travel Hacks (13).png

 


私たちは誰でも、

言葉にできない知識「暗黙知」と

言葉にできる知識「形式知」を持っています。


そして、言葉にできない暗黙知は、
持っている本人すらわからないほど
膨大に蓄積されています。


これに比べて、言葉にできる形式知の
なんと少ないことでしょう。

 


暗黙知と形式知のことがわかっていると、
コミュニケーションや情報が滞る
原因の一端も見えてきます。


かつて、暗黙知だらけだった私が、
そのころの自分にも分かるように、
分かりやすく形式知化して話した12分間です♪


ぜひご覧ください。
Solo Travel Hacks (13).png

 

~  ~  ~

 

はい、ここからはおまけブログです。

今回の動画でボツにした部分です。


中小企業診断士の勉強では、
たくさんの理論や図を学ぶんですが、
「AIDMAモデル」もその一つです。


消費者がどういう行動を経てモノを買うかを
モデル化したもので、
AIDAとかAIDCAとかいろいろあります。


最もベーシックなAIDMAモデルは、

Attention(注意を引く)
Interest(興味を持つ)
Desire(欲求を持つ)
Memory(記憶する)
Action(購入する)


この流れで消費者はものを買いますよ
というわけです。


私は、初めてテキストでこれを見たとき、
思いました。ええ、思いましたとも。

「当たり前じゃーん」って。

自分も消費者だから、
ものを買うときの流れは感覚的に分かります。

「わざわざモデル化しなくても
 そりゃそうだ」って思いました。

はい、これは凡人の考え方です。

こんな風に思っていたら、
一生、暗黙知を形式知にすることはできません(笑)。

形式知にしたからこそ、
消費者の購買の流れを、
みんなが同じように理解できるんです。

ある会社が
「もっと買ってほしい」と思ったときに、

Attention(注意を引く)
Interest(興味を持つ)
Desire(欲求を持つ)
Memory(記憶する)
Action(購入する)


このAIDMAモデルを踏まえて考えれば、

例えば、「欲求が弱いんじゃないか?」

だったらキャンペーンをはって

いま買えばお得になるようにすれば、

「買いたい」という欲求を高められるんじゃないか、

などと考えることができそうです。


漠然とした「購入を増やす」ではなく、
その中のいちばん力を入れるべきところに
焦点を当てて考えられる。

これは暗黙知を形式知にしたメリットです。

人間関係にも応用できます。

自分の思い(暗黙知)を
語り合う(形式知)ことによって、

お互いの理解が深まり、
人間関係の質がよくなり、
仕事の質にも好影響を与える。

そうした話を、いい会社の取材で
いくつも聞いてきました。


次回は、このあたりの話をお届けします。



職場の知識の増やし方~暗黙知と形式知 SECIモデル
ぜひご覧ください。

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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。


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