経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。
「元 ザ・リッツ・カールトン・ホテル日本支社長
高野登さんに聞く
わかってくれるまで5000回は言うだろう?」
アップしました!
こちら
「分かってもらうまで何回言う?」シリーズの後編です。
前編は、西精工・西泰宏さんにお話をうかがいました。
こちらもぜひご覧ください☺
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ではここからは、
動画でお伝えしきれなかったことをお伝えする
【おまけブログ】です。
①【心のミット・言葉のボールの話】
高野登さんは、
相手に話を伝えるとき、
テクニックとしての伝え方は、
あまり考えていないそうです。
ただ、
「相手がミットを心のどこに構えているか」
を探ることは意識されていると。
これは、
農協にお勤めだった
高野さんのお父様からの学びだそうです。
農家の人々が、お父さんのところに
問題を聞いてもらいに来る。
お父さんはひたすら、
聞いて、聞いて、聞いて、
相手のミットの位置を探る。
そして、そこを目がけて
スパッと言葉のボールを投げるのだと。
そうです。この話は、
前回の動画で西精工の西さんが言われていた
「スイッチ探し」と同じですよね。
大切なことって、
このようにシンクロするんです。
つまり、これが成功のコツだよと
教えてくれているんです。
② 出会ったのは、実はホテレス卒業後
これはホントに小ネタの小ネタです。
高野さんは元リッツカールトンの日本支社長、
私は元『週刊ホテルレストラン』の副編集長、
その時から接点があったと思うじゃないですか?
私もうっかりそう思いたくなるんですが(笑)
高野さんとお会いできたのは
私がホテレスを退職した9年後なんです。
1997年にリッツカールトン大阪が開業した頃、
私はまだホテレス編集部におり、取材に行きましたが、
日本支社長だった高野さんのインタビューではなく、
優秀な女性スタッフのインタビューのためでした。
(嬉しいことに現在もつながっている方です)
ついに高野さんにお会いしたのは、
2009年、シンポジウムの席でした。
高野さんはリッツ日本支社長としてご登壇、
私はフリーのジャーナリストとして
司会を務めました。そのときのブログはこちら!
私が高野さんを存じ上げていたのは当然として、
高野さんも私のことをいろいろな人から聞いて
存じだったそうで、うれしく思いました。
このシンポジウムを機に、共通の仲間が次々出来、
話し合ったり、食事したり、
被災地にもご一緒しました。
縁というのはありがたいものだし、
出会うタイミングってあるんですよね。
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高野さんに対してもそうだし、
ほかの友だちや優秀な経営者、素晴らしい人々に
お会いするたび私は思うことがあります。
ああ、こういう方々と会えるような
自分になれたんだな……って。
「天は人の上に人をつくらず」、
はその通りだと思いますが
あまりにレベルや価値基準が
違う人には会えないものだし、
たとえ会えても関係は続かないと思います。
なので、人として素晴らしい方に会えて
親しくなれたときは、
そういう自分になれたんだな
と、私は客観的に思い、感謝するのです。
分かってくれるまで何回言う?シリーズ
こちら、ぜひご覧ください。
こちら前編もおすすめ!
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。