きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

分かってもらうまで5000回は言うだろう? 高野登さんのお話

 

こんにちは!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。

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「元 ザ・リッツ・カールトン・ホテル日本支社長 
 高野登さんに聞く
 わかってくれるまで5000回は言うだろう?」

 

アップしました!

こちら
73 リッツカールトン.png

 

「分かってもらうまで何回言う?」シリーズの後編です。

前編は、西精工・西泰宏さんにお話をうかがいました。
こちらもぜひご覧ください☺
72  何回言う?.png

 

 ~  ~  ~

ではここからは、
動画でお伝えしきれなかったことをお伝えする

【おまけブログ】です。

①【心のミット・言葉のボールの話】 

高野登さんは、
相手に話を伝えるとき、
テクニックとしての伝え方は、
あまり考えていないそうです。

ただ、
「相手がミットを心のどこに構えているか」
を探ることは意識されていると。

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これは、
農協にお勤めだった
高野さんのお父様からの学びだそうです。
農家の人々が、お父さんのところに
問題を聞いてもらいに来る。
お父さんはひたすら、
聞いて、聞いて、聞いて、
相手のミットの位置を探る。

そして、そこを目がけて
スパッと言葉のボールを投げるのだと。

そうです。この話は、
前回の動画で西精工の西さんが言われていた
「スイッチ探し」と同じですよね。
大切なことって、
このようにシンクロするんです。

つまり、これが成功のコツだよと
教えてくれているんです。

 


② 出会ったのは、実はホテレス卒業後

これはホントに小ネタの小ネタです。

高野さんは元リッツカールトンの日本支社長、
私は元『週刊ホテルレストラン』の副編集長、

その時から接点があったと思うじゃないですか?
私もうっかりそう思いたくなるんですが(笑)

高野さんとお会いできたのは
私がホテレスを退職した9年後なんです。

1997年にリッツカールトン大阪が開業した頃、
私はまだホテレス編集部におり、取材に行きましたが、
日本支社長だった高野さんのインタビューではなく、
優秀な女性スタッフのインタビューのためでした。
(嬉しいことに現在もつながっている方です)


ついに高野さんにお会いしたのは、
2009年、シンポジウムの席でした。

高野さんはリッツ日本支社長としてご登壇、
私はフリーのジャーナリストとして
司会を務めました。そのときのブログはこちら


私が高野さんを存じ上げていたのは当然として、
高野さんも私のことをいろいろな人から聞いて
存じだったそうで、うれしく思いました。

このシンポジウムを機に、共通の仲間が次々出来、
話し合ったり、食事したり、
被災地にもご一緒しました。

縁というのはありがたいものだし、

出会うタイミングってあるんですよね。

~  ~  ~

高野さんに対してもそうだし、
ほかの友だちや優秀な経営者、素晴らしい人々に
お会いするたび私は思うことがあります。

ああ、こういう方々と会えるような
自分になれたんだな……って。


「天は人の上に人をつくらず」、
はその通りだと思いますが

あまりにレベルや価値基準が
違う人には会えないものだし、
たとえ会えても関係は続かないと思います。


なので、人として素晴らしい方に会えて
親しくなれたときは、

そういう自分になれたんだな
と、私は客観的に思い、感謝するのです。


分かってくれるまで何回言う?シリーズ
こちら、ぜひご覧ください。

73 リッツカールトン.png

 

こちら前編もおすすめ!
72  何回言う?.png

 

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

 
 
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