きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

事実を湾曲する受け止め方 あるある3選



今日のテーマは、
「事実を湾曲する受け止め方 あるある3選」です。

え? そういう風に受け止めるの? と
自分とは違うとらえ方に遭遇することって
誰にでもあるんじゃないかなと思うんです。


一つ目はこれ。
間違っていることを「違います」と訂正したら
「お叱りをいただき…」と返事がくるパターン。

「3じゃなくて8です」とか、
「そういう発言はしていません」とか、
ただ訂正しているだけなのに、
「お叱り」と受け止めるって何でしょうね?
「ご指摘」とか「訂正」ならその通りだけど、
叱ってないんですけど…。


2つ目はこれ。
素晴らしい話を聞いたり、景色を見たりして
「目が潤んだ」と書いたことに対して、
「号泣ですね」とコメントが来るパターン。
えっとですね、号泣は…してません。
話を盛るってやつですね。


3つ目はこれ。
「気を付けてね」と注意したことに対して、
「怒られた」とか「また礼子さんに怒られる」
とか言うパターン。




あ~分かる分かるというもの、ありましたか?
曲解したり、
話を盛ったり、
自分が被害者・相手を加害者に位置付けたりして、
事実をパッと消してしまう言葉のマジック。

まあ、いちいち気にしませんが、
1,2,3をよくやってしまうなら要注意ですね。
その人の信用に関わる気がするので。

これは盛ったイラスト。1,2,3に遭っても、
こんなに青ざめてショックを受けません(笑)。


私はインタビュアーでもあるので、
取材相手の口から出た言葉を
勝手に言い換えないようにするのが大事なんです。

紙面だと文字数に限りがあるので、
言葉を凝縮して書く必要もありますが、
できるだけ忠実に書くようにします。
そうしないと
本人とは違う人物像が出来上がってしまうからです。

・曲解する
・話を盛る
・自分が被害者・相手を加害者に位置付ける

今日取り上げたあるある3選の共通点と問題点は、
自分有利に言い変えてるってことなんですよね。

ということで、前述のように信用に関わるので
やらないほうがいいんじゃないかな~。
たまにね、話を面白くするために
ちょっと盛っちゃった、は許せるとしても、
1,2,3のやりすぎは気をつけたいと、
自分自身にもそう言い聞かせています。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士
瀬戸川礼子でした。

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