こんにちは。
今日は、プロの仕事を尊重したらよかったなと思ったお話です。
6冊目の本になる
の表紙は、印刷前に1カ所、変更しているんです。
※装丁は石間淳さん、装画(版画)は保光敏将さんです。
ありがとうございます.。*☆+.*.。☆゚+..。*゚+
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/setogawa015/20220903/20220903034735.jpg)
最初、出来上がったデザインは右でした。
大きな鳥が小さな鳥を先導しているイメージです。
けれど本書の内容は、
率先垂範型のリーダーではなく、
隣あるいは後ろから押すような
リーダー像を提唱しています。
それをデザイナーさんに伝えたところ、
左のように変えてくれました。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/setogawa015/20220903/20220903034745.jpg)
ところがですね。
内容的には左が合っているのですが、
デザイン的には右のほうが
「鳥」らしくていいんですよね。
せっかく素敵な鳥の版画なのに、
筆者の私が余計なことを言ったなあと
若干、反省しております。
もちろんこの表紙は私のお気に入りですが、
プロに委ねてそのままにしていたら
もっと素敵だったろうな、と。
餅は餅屋。
山のことはきこりに聞け。
海のことは漁師に問え。
こういうことわざがあるように、
プロに任せるところは
任せたほうがいいですね。
表紙って汚れや重版のために
あらかじめ印刷部数よりも
多く刷っておくんです。
だから、かなり重版しないと
新しい表紙にはできないんですが、
もし、大量に重版になって
表紙を新しくできるようなことがあれば、
一目瞭然に「鳥」だとわかるように
したいなあと妄想しています。
広げると、リーダーの鳥が後ろから支えて
こんなに素敵に羽ばたいているんですよ!
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/setogawa015/20220903/20220903034740.jpg)
広げて飾りたい本です(笑)。
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