きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

ブルース・スプリングスティーンに神が降りてきた話 ~緊張で頭が真っ白になったら~



今日のテーマは、
「ブルース・スプリングスティーンに
 神が降りてきた
~緊張で頭が真っ白になったら~ 」です。

 

心に響いた話なので

みなさんにシェアしたいと思いました。

 

~  ~  ~ 

ブルース・スプリングスティーン

を知らない人はいませんよね。

「Born in the U.S.A」(1984年)で

世界的なスターになり、

今も現役(71歳)のロックミュージシャンです。

 

あるとき、
アンソニー・ロビンズという有名なコーチが
(心理的なコーチングのコーチ)
ブルース・スプリングスティーンに聞きました。

 

「ステージですごく輝いていてるね。

どうしてそんなに元気なんだい?」

 

「神が降りてくるんですよ。

 そして俺に『行け!』って言うんだ」

 

「でも、なぜ神が降りてきたって

わかるんだい?」

 

「俺がステージに上がる前、

心臓がバクバク、足はガクガク、

頭は真っ白ってなった時

『神が降りてきた!』ってわかるんだ」

 

 ~  ~  ~  

 

叫ぶように力強く歌う姿からは

想像もつかないことでした。

あれだけのスターでも、
いや、あれだけのスターだからこそ
すさまじいプレッシャーが襲う。
頭が真っ白になるほど緊張する。

数えきれないスタッフを抱え、
単位がわからないほどの大勢のファンが
今か今かと、自分の出番を待っている。

想像しただけで気を失いそう…。


実際、国内外に
極度の緊張でステージに上がれなくなった
スターはたくさんいて、
それも人間らしいと思います。


でも、ブルース・スプリングスティーンは
それを「神が降りてきた!」と
捉えたんだなあ。

これはラベリングと言われる手法で、
同じ出来事を全く違う意味に
捉え直しているんだけれど、

私の解釈では、
自分ではどうしようもない出来事を、
自分には及ばない存在の力を借りて
結局、自分の力にしてしまっている。
 
この発想がすごいと感じました。
神さまがいるなら、これはもう本望でしょう。



と、このラベリングができた私たちは、
次に頭が真っ白になったとき、
「あ、来た」って分かりますね😊


経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。


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