登壇者は、Forbes JAPAN
毎年行われる(今年はコロナで中止)
SLUSHという、世界最大級の
起業スタートアップ・投資家イベント
があります@ヘルシンキ。
そこでこんな話があったそうです。
最有力候補チームがあったものの、
経営層が全員、男性だったため
投資家は「私たちは投資できない」と
言ったと。
男性しかいないような
「多様性を含んでいないチーム(組織)」は
投資価値が低い、と考えられているのです。
さらにこんな話も。
「多様性を含んでいることは、
経営を強くするということだ」
これを腹落ちしている人が
こんなに少ない国は
日本しかない。
日本の企業や経営者は、
コンプライアンス(法令順守)や
株主の目を気にして、
女性をいれておけばいいんだろうと
いう程度の考えであって、
心から多様性の重要性を考えていない。
と、何人かの著名な投資家が言ったそうです。
一部上場企業の社外取締役をしている
女性の私としても胸の痛い話。
(経営陣はいい方々です)
つまり、
多様性という言葉はわかっているけれど、
多様性を「受容」はしていないのです。
だから、「創発性」も育まれません。
~ ~ ~
世界から見た日本はこんなに遅れているのに、
日本から見た日本はまだまだいけてる(?)
「日本はすごい」と外国人が感激する
テレビ番組が流行っていますが、
このブログでたびたび書いているように、
日本が世界から取り残されている事態に
もっと目を向けたほうがいいんだけどな。
ほんとに、いわゆる、やばいんですよ。
悪い意味で~ (/ω\)
その現実を知り、変えていきましょう!
今夜はとても大切なお話を
数々お聞きすることができました。
読んでくださっているあなたの周りは
多様性、いかがですか?
私たちは意識して
受容・創発していきましょうね😊
ではまた~。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
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