きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

日本にない「多様性受容・創発力」。「投資できない」話。by Forbes JAPAN Web 編集長 谷本有香さん

 

今夜はZoomセミナーに参加しました。
セミナーのテーマは、
Withコロナ時代、
グローバルリーダーに
求められるものとは

登壇者は、Forbes JAPAN
Web編集部 編集長 谷本有香さんです。



谷本さんの示唆に富むお話に引き込まれました。



谷本さんは、世界のリーダーたちに
インタビューをされています。
そんな立場で語る、
グローバルリーダーに必要な3つとは?

 

① 多様性受容・創発力
③ ビジョン共有力

 

ここでは、①多様性受容を紹介しましょう。
単なる多様性ではなく、
受容」しているかがポイントですね。




とても印象的なお話があったので
下記にシェアさせていただきます。

 

毎年行われる(今年はコロナで中止)

SLUSHという、世界最大級の

起業スタートアップ・投資家イベント

があります@ヘルシンキ。

そこでこんな話があったそうです。

最有力候補チームがあったものの、

経営層が全員、男性だったため

投資家は「私たちは投資できない」

言ったと。

男性しかいないような

「多様性を含んでいないチーム(組織)」は

投資価値が低い、と考えられているのです。

さらにこんな話も。

「多様性を含んでいることは、

経営を強くするということだ」

これを腹落ちしている人が

こんなに少ない国は

日本しかない。

日本の企業や経営者は、

コンプライアンス(法令順守)や

株主の目を気にして、

女性をいれておけばいいんだろうと

いう程度の考えであって、

心から多様性の重要性を考えていない。

と、何人かの著名な投資家が言ったそうです。

一部上場企業の社外取締役をしている

女性の私としても胸の痛い話。

(経営陣はいい方々です)


つまり、

多様性という言葉はわかっているけれど、

多様性を「受容」はしていないのです。

だから、「創発性」も育まれません。

~  ~  ~ 

世界から見た日本はこんなに遅れているのに、

日本から見た日本はまだまだいけてる(?)

「日本はすごい」と外国人が感激する

テレビ番組が流行っていますが、

このブログでたびたび書いているように、

日本が世界から取り残されている事態に

もっと目を向けたほうがいいんだけどな。

ほんとに、いわゆる、やばいんですよ。

悪い意味で~  (/ω\)

その現実を知り、変えていきましょう!

今夜はとても大切なお話を

数々お聞きすることができました。

読んでくださっているあなたの周りは

多様性、いかがですか?

私たちは意識して

受容・創発していきましょうね😊

ではまた~。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

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「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
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