きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

勇気を持って「会うのはやめよう」と言おう

 

こんにちは。
今日2020年4月17日、

東京の一日の感染者数が201人になりました。

 

そんな今日のテーマは

勇気を持って「会うのはやめよう」と言おう

 

私は著書『いい会社のよきリーダーが

大切にしている7つのこと』の中で、

「よきリーダーは率先垂範しない。注意しない」

と書いていますが、例外もあります。

それは、命にかかわるときです。

 

 

緊急事態になっていても、

「直接、会ったほうがいい」と考える人がいます。


自分は感染していないという前提ですが、その保証はないし、
「自分たちくらいなら」という考えはリスクが高すぎます。

そういうときは、自分のほうから

「いまは会うのはやめよう」と言いましょう。

 

誰かが、自分ではない他の人と

会おうとしているときも、

「いまはやめましょう」と言いましょう。

 

 

この前、あるグループでZoom中、

「数人なら会ってもいいのでは」と意見が出ました。

 

誰も指摘しないので、そのまま、

「直接会う」という方向で話が進みます。

こりゃまずい。

 

私は手を挙げて、「やめましょう」と言いました。

幸いすぐ分かってくれましたが、

損な役回りだったな(笑)。

 

この発言をした人(年上)と年齢が近かったり、

もっと親しい人もいたので、

ほんとはそういう人が即座に「今はやめよう」って

注意してほしかった。

 

また、ほかの zoomでも、

友達が一方の家に遊びに行って参加している場面があり、

言いたくないけど「もうやっちゃだめだよ」って伝えました。


これらは学びにもなりました。

うーん、そうか、そうか。

こういう風に、数えきれない「まあいいか」が、

全国のいたるところに発生しているんだな、と。

 

内心では「ダメじゃない?」「いいのかな」と思っても、

「NO」を言わない・言えない。

その一回、一回、一回、一回、一回、一回が、

コロナの終息を長引かせる要因になり得る。


話に水を差したくない。

うざいと思われたくない。

いい人でいたい。

私もなんですよー。

 

でも、命にかかわる可能性があるんです。

医療の方々がボロボロになって

日夜、頑張ってくれているんです。

 

自分が無症状の感染者かもしれないんです。

自分を律しなければ、自分が後悔するんです。

「会わない」以外の終息方法がないんです。

早く感染を止めないと世の中が回らないんです。


だから、勇気を持って伝えましょう。

「いまは会うのはやめよう」と。

「あなたが大切なので」と言葉を加えたら

分かってもらいやすいのではないでしょうか。

(私はそこまで気が回らなかったけど)


嫌われたくないという利己ではなく

世の中のためという利他で動こう。

勇気を持って、愛情を込めて、

さらっと注意しましょう。

部分最適ではなく、全体最適を考えよう。


万が一、万が一ですよ。
それで人間関係がこわれたとしたら、
そういう関係はこわれてよかったのです。
でも、まずそんな事態にならないんじゃないかな。
私もそうでしたが、「あ、そうだったね」で、
後腐れなく、いい関係が続きます。

早くこんなことを言わなくてもいい世の中にな~れ!

一人ロックダウン22日目の瀬戸川礼子でした。

「いい会社」のよきリーダーが大切にしている7つのこと - 瀬戸川礼子
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