きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

「またね」を言えるということ


社員のときは当たり前すぎて気づかなかったことが
2000年にフリーランスになって
「当たり前じゃなかったんだ」とわかった。

そんなことがいくつかあります。


その一つが、
「また明日ね」。

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一人で独立し、
どこかに常駐する仕事を始めたのでもないので
毎日同じ人に会うことがなくなりました。

しかも、取材も講演も研修もどれも、
一人で行って帰ってくるスタイルだから、
「また明日ね」と言う相手がいなくなったんです。


一人で独立するってそういうことだし
それをさみしいと思ったことは特にありません。
ノープロブレムです。


ただ、自分が使わなくなった 「また明日ね」 には
温かさや懐かしさを覚える特別感が生まれました。


今日も夕方の街で、誰かと誰かが
「また明日~」と言って別れていて
私はしみじみ、「ああ、いい言葉だな」って思うわけです。


けれども、そんな立場の私にも
「またね」を言える相手がいます。

それが、
定期的に通う研修先やコンサル先の方々です。

明日じゃないけど、
「また来月ね」、「また次回ね」と、言える。


友達もそう。
「またね」と普通に言えるのはうれしい。


「またね」が貴重だとわかっているから
仕事先でも、プライベートでも、
これを口にするときは、内心、ときめいちゃう


もちろん、講演など一回きりの仕事でも
「また会いましょう」と言うし、そう願うし、
中には二回、三回とお声がけいただける
こともあってうれしい限りですが、
すでに次が決まっている「またね」の中には、
前者の希望や思いやりだけじゃない
確信と仲間意識が込められるように感じるんです。


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「またね」って、当たり前のことじゃないんですよね。


これは仕事の場面に限らないことでしょう。
いろいろな理由から
それまで何度も無意識に言っていた人に
「またね」が言えなくなることもあります。


なにげない 「またね」 が、
最後の 「またね」 かもしれません。


だから、一回一回を大切に言うのです。


ということで、
いつもブログにお付き合いありがとうございます。

じゃあ、「またね」。


経営ジャーナリスト・講師の瀬戸川礼子でした。

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