きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

由佐美加子さんのセミナーで再びメンタルモデルについて学ぶ


人生にかかわる大切な気づきをくれる、
由佐美加子さん(右)のセミナーに行ってきました@日比谷
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「私は一人ぼっちだ」
「私は愛されない」
「私は価値がない」
「私は馬鹿だ」など、

いつの間にか心の奥底に宿ったメンタルモデル=思い込み
みいさん(由佐さん)はこれのスペシャリストです。


メンタルモデルは、上記の4つ以外にも人ぞれぞれあるそうですが、
この中で、「ああ自分はこれ持っているな~」と思うメンタルモデルありますか?
私はあります.

メンタルモデルは、だから猛勉強する、だから一生懸命働くなど、
努力の源泉にもなることが多いので、いちがいに悪いとは言えません。
でも、いつまでもメンタルモデルに支配されていると、
結局は自分にとって不本意な現実をつくってしまうといいます。
大きな視点でいえば、戦争もそうです。こわいね。

これを払拭するための一つのキーワードは「感情」。

たとえば、還暦を過ぎて再就職できない人がいたとき、
「年だから」、「実績が足りないから」などを理由に諦めたり、
「だって仕方ないじゃん」と、自分を皮肉ったりして堂々巡りしがちですが、

「大切なのはそのときの自分の感情をじっくり見つめること」
と、みいさんは言います。

「悲しいんだ」
「怒っているんだ」
「辛いんだ」

今の世の中は、
感情を見つめたり人に伝えたりする機会が
恐ろしいほど与えられていません。

「大人のくせに」 と言われてしまいます。
「仕事に感情を持ち込むな」 も常套句です。


でも、そうなのかな?
感情のある人間が、感情を度外視することに意義はあるのかな?
感情を大切にしっかり見つめて、もし嫌な感情なら、それをどうやって なくしていこうか、と考えたほうがいい結果になるのでは?
昔のサムライでいい仕事をした人はたくさんいましたが、 坂本龍馬も吉田松陰先生も、よく泣いていたそうですよ。 悲しいときだけじゃなくて、感激したときも含めて。

日比谷公園

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専門家であるみいさんは、
感情や身体感覚を無視したまま、
外の世界に対してアクションを起こしても、
ほとんどうまくいかない
、と語ります。


感情に向き合って、自分は今こういう気持ちなんだ、と
理解していれば、新たな視点も生まれてきます。


そういえば、
取材などで出会ういい会社のリーダーはまったくこの逆で、
「人の感情」を非常に大事にしています。



感情はエネルギーそのものなので、
感情を大切にしたほうがうまくいくのだと思います。

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そして、もう一つのキーワードは「自己受容」
「何もしなくても、自分は存在しているだけで価値がある」と、
自分をまるごと受け入れることだと言います。


この気持ちをみなが持っていたら、
世界はあっという間に調和と平和を得る、と。
そうだろうなと私も思います。

みいさんは『U理論』の訳者で、
合同会社CCCのメンバーです。 http://www.cc-creators.com/

私はホワイト企業大賞の企画委員同士としてご縁を得ました。
とても素晴らしいセミナーなので何かの機会にどうぞ!

あ、それと、メンタルモデルは「あっていい」んです。
なくそうとしなくていい。
「私は価値がない」と思っていてもいい。
ただ、そういう思い込を自分は持っているんだ、と気づくことが大事。

そこに気づけば、「ああまたやっちゃった、次は気を付けよう」とか、
「また同じループに入ろうとしている」とか、自分の意思で行動を選択できます。
メンタルモデルにあやつられているんじゃない、自分の人生を生きられます。


それで、見つめると言っても、
最初から自分一人では見つめきれないので、
みいさんの講座に出てみるとか、スタートは専門家にリードして
もらったほうがいいんじゃないかなー、と思います。

理論的・学術的にオープンにやっていらっしゃいます。

みいさん、ありがとうございます☆

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。

www.youtube.com