きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

上善は水のごとし


月1回の「老子講座」に行ってきました。
教えてくださるのは田口佳史先生です。

今日は、81の心得しか残っていない老子の中で、
たぶん一番有名な 「上善若水~」(上善は水のごとし)
が回って来ました。

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老子 【易性第八】
上善若水。 水善利萬物而不爭處衆人之所惡。 故幾於道。 居善地、心善淵、與善仁、言善信、正善治、事善能、動善時。 夫唯不爭、故無尤。


「最高の善というのは、水のようである。
水は万物を助け、争わず、人々が嫌がる低いところへ率先して行く。
これは“道”(タオ)に近い働きだ。
住むところを善いところと思い、心は淵のように深く、人と親しく交流し、
誠実な言葉を使い、正しく社会を治めようとし、
人々の能力を存分に発揮させ、
必要なタイミングで活動できるように計らう。
それをひとことで言うなら、つまり争わないということだ。
水のようにしなやかに滑らかに在ればよいのだ」


人間の7割は水。
地球も7割が海。
ぐるっと水に囲まれた島国の日本は、
水に恵まれている一方、水に痛めつけられることもあります。
でもそれさえ、水が何かを教えようとしているように思えてきます。
どうでもいいけど、瀬戸と川で10割が水の私は、
それにしちゃあ学びが浅いことを恥ずかしく思う午前でした。

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。