先週、蔵王温泉「えくぼの会」のみなさまとの一枚です。
この会の最大の特徴は、商店・民宿・旅館のおかみさんたちが、
業種を超えて団結していること。全国的に珍しいです。
地元料理の研究や、地域の魅力を伝えるイベントなどをされています。
後列左から3人目が、この会を立ち上げた前会長の齋藤優子さん。 (松金屋ホテルアネックスの女将さん)
前列一番右が、現会長の本堂優子さん(蔵王プラザホテルの女将さん)です。
私の右隣が、滞在先のル・ベール蔵王の川崎禮子さんです。
齋藤優子さんに、「お会いしたいのですが」と電話をしたら快諾いただき、
みなさんお忙しいのに、私を囲む会まで開いてくれたのです。
集まってくださった10人の方々は明るく意志がある素敵な女性ばかりです。
記者歴21年の中でも、こういうことはめったにないので感激でした。
蔵王名物「からから汁」です。名付け親は、あの岡本太郎さん。 里芋や根菜、豚肉、酒粕、豆板醤or一味唐辛子入りのお料理。 温まる、食べる温泉? ↓私が食べて減ってます
えくぼの会では、「蔵王権現からから音頭」も制作。 タレントのダニエル・カールさんと、おかみさんたちが唄う楽しい音頭です。
えくぼの会が主催した、 「蔵王温泉おらえのとっておき祭 2010」ポスター。 子どもたちが書いた女将さんたちの似顔がかわいい。 参加したお店や宿に入って展示物などが見られたり、 蔵王名物「からから汁」がふるまわれるなどの内容です。
全国どこでも地域活性化が叫ばれている今、
一人よりも誰かと力を合わせるようが強いと分かっていても、
なかなか「えくぼの会」のようにいかないのが現実です。
また、つくっても倦怠期が来て、自然消滅することも少なくありません。
「えくぼの会」さんの活動が地道に継続され、
全国の地方自治体が視察に来るまでになられたら素敵だな~と思います!
また、自分を振り返ると、「えくぼ」がたくさんできるような地域活動に、
どうしたら役に立てるかなと、強く思いました。
この日は会を分割しての旅行の日だったそうで、
会えない方もたくさんいましたが、またいつかお会いできますように。
えくぼの会のみなさま、心からありがとうございます♡
追伸:蔵王はスキーのイメージが強く、それは大きな魅力ですが、 温泉も素晴らしい。蔵王温泉は「硫黄」と「酸性」が強く「温泉」らしい温泉。 適応症は、きりきず、高血圧、慢性婦人病、慢性皮膚病などなどです。
ジャーナリスト・温泉ソムリエの瀬戸川礼子でした
蔵王温泉の女将さんも登場している、 55人の女将さんのこころの声 『おもてなしの原点 女将さんのこころ その一』 好評発売中です。 http://www.ryoko-net.co.jp/?p=10022
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