きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

学びの場として視察が毎日入る南三陸ホテル観洋

 

こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

震災後、2回目、再び宮城を訪れました。

 

写真は「南三陸ホテル観洋」の女将・阿部憲子さんと♪
どんなときも前向きで笑いの絶えない阿部さんは、
“南三陸の太陽”です
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笑顔が素敵なスタッフのお2人と阿部さん。
写真のとおり、和気あいあいとしたいい雰囲気です。
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観洋さんのお風呂の充実ぶりには驚きますよ。
数も多ければ大きさも!  
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南三陸は、上から2つ目の赤丸のエリア。
これまで何度も大津波を受け、そのたびに立ち上がってきました。
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避難訓練や防波堤の設置もしてきましたが、
その予想を上回ったのが東日本大震災でした。

 

1万7666人・5362世帯のうち、
62%に相当する3299世帯が津波で消失しました…。
 
ただ! 転びっぱなしではありません。



南三陸の素晴らしさの一つは、

 

震災から5カ月が過ぎた8月の時点で、
すでに、“被災地の視察ツアー” 「学びのプログラム」を設け、
積極的に参加者を受け入れてきたことです。

 

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いまホテル観洋には http://www.mkanyo.jp/
毎日、視察のグループや団体が宿泊されます。

 

「子どもに見せておきたい」と、家族で来るケース。

 

意識の高い校長先生が、父兄の賛同を得て、学校単位で来るケース。
企業経営者のグループや会社単位の視察。
外国からの見学も少なくないそうです。




観光協会が主催する視察の内容は、
マイクロバスに乗り、自分の目で被災地を見て、
ボランティア語り部である地元の方からお話をうかがうもの。

 

語り部さんは、仮設に暮らす方も多いです。家族を亡くした方もいます。
辛い経験を話す途中、声が詰まってしまう場面もあるそうですが、
南三陸のために、防災のために、使命感で話してくださるのです。



私は震災後、2回目となるこの取材で学びました。

 

被災地にボランティアしに行くことと同じくらい、
お客さんの立場として被災地に学びに行くことが大事、と。



女将の阿部さんもおっしゃいました。

 

「1000年に1度と言われる震災を経験した人々がいる場所へ、
いまこそ学びに来てほしいです。

 

建築のこと、物資のこと、メンタルケアのこと、子どもたちへの教育、
 日頃の心構え、震災後の資金繰り、備蓄など、
 さまざまな分野で学びや気づきがありますよ」



先日も、4年の間に M7級の首都圏直下型地震が起こる確率が70%と
発表されたばかりですよね。
いま学ばないでどうするという気がしてきました。



「南三陸 学びのプログラム」は、最少催行10人で、
南三陸観光協会 0226-47-2550が受け入れてくれます。

 

10人未満でも、行けば必ず何かを感じると思います。
観光協会の方も、地元の方も、
「ぜひいらしてください。実際に見てください」とのことです。

 

自分の目で、見てくださいね!

 

ホテル観洋の阿部憲子さんもご紹介しています。
旅館の女将さん55人の胸の内、
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