こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
年に一度、東京で開かれる 「ザ・ウィンザーホテル洞爺」 の記者会見に行きました。 http://www.windsor-hotels.co.jp/
会場はいつもフォーシーズンズホテル椿山荘 東京です。
ザ・ウィンザーホテル洞爺は、ご存じ北海道の高級リゾートホテル。 1人当たりの消費額は平均5万5000円。
2008年夏にはサミット会場になったことでも知られます。
社長の窪山哲雄さん。昨年、ホンダのCSフォーラムで ご一緒させていただいて1年ぶりにお会いしました。
窪山さんとは10年前にも、 ロングインタビューを何度もさせていただいて、 一貫した経営哲学に共感していました。
たとえば、
★ホテルは、女性が最も美しく見える、上品でセクシーな空間であれ。
(↑ ますますよろしくお願いします(笑))
★スタッフを大事にする。 (窪山さんは、ウィンザーホテルに初めて来たとき一番気に入ったのは、 景色よりも、建物よりも、スタッフが働きやすい裏動線だったといいます)
今回、印象的だったのは次の言葉でした。
「うちはリゾートホテルなので、 何が何でも行かなければならないという所ではない。 しかし、家計の変動費ではなく、 何があっても行きたいという固定費の中に入れていただけるように、 Magnetization(造語)な、強烈に人を魅了するホテルを目指す」
記者会見場 (at フォーシーズンズホテル)はこんな感じ。 広報の本田路子さんが数字をあげながら分かりやすく説明されます。
ウィンザーは、震災後、45%のキャンセルを受けて苦しんだそうですが、 8月は95%まで戻ったそうです。
雪のシーズンのアクティビティも充実。 これは、かまくらの中で楽しむチーズフォンデュ。すてき♪
3ツ星レストラン<ミシェル・ブラス>も健在
お土産をいただきました。何かな?
ミシェル・ブラン氏のお菓子でした♪ (ミシェル・ブラス氏と一文字違いの有名パティシェです) 明後日9月15日に、ウインザーはブラン氏と専属契約を結びます。
ブラン氏も会場に来られていて、 「場所」、「ともに働く人々」、「食材」の素晴らしさを熱く語られました。
窪山さんは、ブラン氏が来ることによって、 「何よりもいいのは、スタッフの士気がものすごく上がること。 洞爺という、いわば僻地で頑張ってくれているスタッフに、 より素晴らしい夢を持ってもらえることがうれしい」と。
<おまけ> フォーシーズンズから駅までの坂道を下っていると、 空に美しいオレンジ色の十六夜月(いざよいづき)が。 右に頭を傾けたうさぎまで撮れました。
☆.。₀:*゚✲゚*:☆ ☆.。₀:*゚✲゚*:☆
『おもてなしの原点 女将さんのこころ』 その一、その二 全国55人の旅館の女将さんが、4ページずつ顔写真付きで登場。 人生について、おもてなしについて、教育、地域活性について。 普段はあまり語られない心の内を書いています。