こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
24日、北海道の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の記者会見が、 http://www.windsor-hotels.co.jp/ フォーシーズンズホテル椿山荘の記者会見場で行なわれました。
毎年、パワーポイントを使って、
同ホテルの状況を詳しく 説明してくれるので、
勉強にもなる記者会見です。
今回は、ウィンザー内のレストランが、
『ミシュラン 北海道』の星を合計6つも獲得したので、
ミシェル・ブラス 3つ星 あらし山 吉兆
2つ星 アウトオブ・アフリカ 1つ星(鉄板焼き)
これについて社長の窪山さんが話されたのですが、
喜びよりも、気を引き締めたいということが主題でした。
たとえば、徹底的なサニテーション(衛生)。
社員には、ぶどう菌の繁殖などを観察させて、
衛生面の重要性をさらに理解してもらう教育を行ない、
常に厨房はぴかぴかにしていくと。
6つも星を取ったことに浮かれず、
基本の基本を重視するトップ。
さすがだなと思いました。
ミシェル・ブラスの代表的料理「ガルグイユ」
ウインザーは今年、新生開業して10周年。
毎年、開業月にパーティをされているのですが、
今年は例年の2倍以上参加者が集い、すぐ満室になったそうです。
この高級ホテルにどのようなお客さまが来館するのか?
気になりますよね。
坂本裕之総支配人のプレゼンで数人の顧客が紹介されました。
東京在住のこの方は、リピート12回。
利用金額の総計は… 3500万円超。
4年前にウインザーで結婚披露宴(3000万円!)を
行なったことをきっかけに、
夫妻と子ども、両親と世話係2人を連れて来られるそうです。
こちらのご家族は、塩とオイル、化学調味料を使った料理はNG。
さらに、すべての食材を厨房の冷蔵庫に持ち込んで、
その食材だけを使って料理を作ってもらうそうです。
私なら、「来んといて」と思っちゃいますが、
一流ホテルはおもてなし精神の見せどころなのでしょう。
ホテルって本当にいろいろなドラマがありますよね。
2008年に洞爺湖サミットの会場になってから、
アジア富裕層が増えたというウィンザーホテル洞爺。
日本を代表するリゾートホテルの一つ。
いまのところ常連客にはなれませんが、
ウインザーホテルの躍進を応援したいです。
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