きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

映画 『降りてゆく生き方』


こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
映画『降りゆく生き方』を観てきました。 HP→http://www.nippon-p.org/concept.html
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もっと大きく、もっとお金を、もっと名誉を…と、 上ばかり見ている生き方は果たして幸せなのだろうか。
それよりも、足下に広がる景色を愛でながら行く “降りてゆく生き方”、 つまり、競わず争わず、大切な人を大切にしながら歩む人生のほうが 幸せなのではないか。
そんなことを問いかける映画です。


公開2周年記念で、豪華ゲスト対談もありました。
(左)主演の武田鉄矢さん (中央)寺田本家の寺田啓佐さん (右)べてるの家の向谷地良生さん この後、奇跡のりんごの木村秋則さんも登壇されました。 豪華~♪ 画像
















■寺田さんは千葉でおいしい日本酒づくりをなさっています   寺田本家→ http://www.teradahonke.co.jp/
・酒づくりは、腐敗(発酵)がないとできないことから、
  「良くなるために、悪くなる」
  ワインだって、ぶどうが腐るからおいしくなる、と。  

■向谷地さんは北海道で精神障害の方々のケア施設を運営されています。  べてるの家http://bethel-net.jp/betheltoha.html
・「何が正しいか」で判断すると、正しくない人が出てくるし、傷つけてしまう。  だから「何が大切か」で考える。よい意味でいい加減に考えていく。
・自分が知っていること・持っていることの範囲でしか  相手を理解することはできないんですよね。



日本には魅力的な人がまだまだたくさんいらして、 これから仕事で会いに行けることを幸せに思います!



<おまけ>
映画の前に、会場からほど近い松陰神社をお参りしました。 名前のとおり吉田松陰先生が祭られています。
絵を見る限り、どう見てもオーバー50歳ですが、 30歳で刑死されました。そんなに若かったなんて! 画像















松陰先生が開いた「松下村塾」を再現した建物 画像














看板の説明文によるとーー、

松下村塾が開かれていたのは、1856年からのわずか2年半。 にもかかわらず、伊藤博文高杉晋作山縣有朋などなど 門下生から数々のリーダーが排出されました。

たった30年の短い人生が、 155年を経た今でも強い影響力を持っている。
門下生それぞれに自分で気づかせ、 個性を生かす心の教育をした松陰先生もまた、 降りてゆく生き方を実践した人物だったのかもしれません。