こんにちは♪ ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
さて、
長野県・飯綱町の「サンクゼール」さんへ取材に行って来ました。
ジャム、ワイン、シードル、レストラン。素敵な空間です。
天気予報は雨でしたが、今日も太陽が味方してくれました。
黄色い建物はショップ。アーチの奥はレストランと広場です。
一日いても楽しい、山の休日。
創業オーナーは久世良三さん。
「くぜさん」→「さんくぜ」→「サンクゼール」
♪
♪以前からお会いしたいと願っていたら、
先週、偶然にある集まりでお目にかかることができ、
１週間後の今日、私は現地でご一緒させていただいたのです。
なんて幸運なのでしょう。
久世さんは、東京で実家の仕事「外食産業専門商社」に携わられた後、
斑尾高原に居を移して、1975年にペンション経営をスタートされました。
オープン２日目に奥さまと出会われたという素敵なドラマをお持ちです。
その奥さまがつくる手作りジャムが大評判となり、
最初は無料で分けていましたが、間に合わないほどの人気を得て、
販売に至りました。 ↓写真はホームページより
保存料や着色料を加えず、心を込めたひと瓶のジャム。
これがサンクゼールの原点です。
現在ではジャムの種類も増え、ぶどう作りから行なうワインも好評。
ソーセージ、ジェラート、パスタ、クッキーなど、良質な商品を開発されています。
全国３２店舗にショップ展開され、通販もできます。
ワインの試飲コーナーです
中国でもショップ展開しているジェラート。
こんなにおいしいジェラートは初めて！♪
絵心もくすぐられますよね。
上の写真の茶色い建物はレストラン。素晴らしい眺望です。
レストランのデザートに「Thank you for coming」の文字。
こちらこそありがとうございます。
久世ご夫妻はクリスチャンでいらっしゃいます。
ところどころに聖書の言葉が置かれていました。
つくしとムスカリ
昔、倒産の危機を経験されたとき、
久世さんは1年間も口がきけなくなってしまわれました。
１年間…。どれほど長い日々だったでしょう。
その時期、奥さまのまゆみさんは、よく聖書を読んでくれたそうです。
新約聖書ローマ人への手紙５章３
艱難は忍耐を生み出し、
忍耐は練達を生み出し、
練達は希望を生み出す
そして希望は失望に終わることはない。
なぜなら、私たちに賜っている聖霊によって、
神の愛が私たちの心に注がれているからである。
「困難を与えられるということは、
神さまから見ると、見どころがあるということなんですよ」
久世さんとお話しさせていただいていると、
何だか、そのままでいいんだよと言ってもらっているような気がして、
本当にくつろぎのひとときでした。感謝いたします。
教会ではちょうど讃美歌が歌われていました
ぶどう畑も見せていただきました。
これから枝が伸びて、緑の葉で一面輝きます。
またぜひぜひぜひ伺いたいです。
今日は素晴らしい一日をありがとうございます。
私の目は幸せな目。
たくさんの美しい景色を見られるから。
☆．｡₀:＊ﾟ✲ﾟ＊:☆ ☆．｡₀:＊ﾟ✲ﾟ＊:☆
『おもてなしの原点 女将さんのこころ』 その一、その二
全国５５人の旅館の女将さんが、４ページずつ顔写真付きで登場。
人生について、おもてなしについて、教育、地域活性について。
普段はあまり語られない心の内を書いています。
こちらのサイトでご注文いただけます。
