きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

プチ断食してみました


北九州出張では、海沿いの民宿「望海荘」さんに前泊しました。
建物は年季が入っていますが、 ご主人と女将さんがつくる魚料理はすべて新鮮。 おまけに“天然もの”ばかり。 料理めがけて来られる常連さんが多いです(料理だけでも楽しめます)。
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女将さんは、「食」に対して並々ならぬ思いをお持ちです。 お子さんが小さかった頃、重いアトピーだったそうですが、 食事を徹底的に改善し、2か月で治された方なのです。
このたびの震災で、あることを始められたそうです。

それは、週1日の「断食」(だんじき)。

食事もままならない被災者の方々の心に寄り添いつつ、 改めて食への感謝と大切さを感じるため、と。

実は、バグジーの入社合宿でも、断食の話が出たんです。
別々のところで、珍しい話が重なると、 なんとなく、示唆されているような気がして…

やってみました。プチ断食。

28日(月) バグジーの皆さんとお昼を食べ終わったのが14時。 取材後、飛行機で帰途に着き、食べずに就寝。
29日(火) 丸1日がたった14時。 お腹がグーグー訴えるも、もうちょっとチャレンジしたくなり続行。 夜になって、「このまま寝るともっと伸びる」と欲が出て、続行。
30日(水) 14時までなんとか耐えまして、 野菜中心の遅いお昼をいただきました。最高のおいしさ!

初めてのプチ断食は48時間。
普段、おいしいものをいただける機会が多いから、 感謝の気持ちを忘れないため、体のメンテナンスのため、 必要なことだなと感じました。体がとても軽くなります。
「別にしなくてもいいんだけど」的な ゆるーい感じでやったから、できました。 水分はいつも以上にたくさん摂りました。

やってみて思いました。 私はいつでも食べられる状態だったから精神的に楽でしたが、 被災したうえに、食べ物がないから食べられないという状態は 体も精神も、想像を超えた苦痛だろうと…。 一日も早く、せめて食べ物にだけは困らない状況になれますように。

食べ物の恵み=命の恵みに本当に感謝します。ありがとう。