こんにちは。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。
昨日は、バグジーの入社式＆合宿を取材させていただきました。 バグジーは、福岡の北九州で７店舗を展開する美容室です。
スタッフとお客さまとの距離が近く、 「ここまでやってくれるの」という、伝説がいくつも生まれています。
たとえばあるスタッフは、担当するお客さま一人ひとりの似顔を書いて、 その写真をお客さまごとに１枚1枚、貼り付けた年賀状を出します。 「似顔絵をお店に取りに来てね」と添えて、何百枚も。
ものすごく手がかかる作業を楽しんでしまうんです。 心が先にあるから数字にリンクする。 こういう話がいくつもいくつもある美容室です。
そんなバグジーの入社式。楽しみに行ってきました。
（八幡市のホテルにて)
入社式で新入社員も先輩社員もみんな楽しみにしているのは、 「新入社員父兄からの手紙」です。
バグジーに入社してくる社員の親にあらかじめ書いてもらっておいて、 父兄からの手紙を先輩社員が一人ひとり読み上げるのです。
「○○○へ 入社おめでとう。あなたが小さかったころは体が弱くて～ 美容師になる夢の第一歩ですね～～～ 仕事には簡単なものはなく、美容の仕事も山あり谷ありでしょうが、 それらすべてあなたを成長させてくれます～～～。 ○○○は誰からも愛され、信頼される人になってくれると信じています。 家族みんながいつでもあなたを見守っています。本当におめでとう。 父、母より」
一通、一通、親の愛情がたっぷり込められた素敵な１２通。 会場はすすり泣きで、私ももらい泣き。 人生の門出にふさわしい、一生の宝物ですよね。
手紙のあとは、各賞の発表へと続き、 「年間技術売上高ランキング」 「再来店率」（４カ月以内の再来店率） 「ムードメーカー賞」などなど楽しい時間に。
各賞1位がインタビューを受けるときには、 スターのように、サングラスをかけて大げさなジャスチャーとともに 英語で答えるスタッフと、それを日本語に通訳する司会者。 これがめちゃくちゃ面白くて、会場は大爆笑。
久保華図八社長への贈り物としていサプライズビデオが流されたり、 感動の涙と大笑いが交互にやって来る、それは楽しい入社式。
入社式のあとは、そのまま全員で合宿に入ります。 心の部分と、数字の部分を両方学び始めます。
元気のある組織は、やるべきことをやっている！ 改めてそれを思いました。
ありがとうございます！
＜追伸＞ バグジーの久保華図八社長は、先週、友人と2人でトラックに乗り、 石巻まで缶詰などの物資を運ばれたそうです。 その距離、片道だけで１６００キロ。 九州のナンバープレートを見て、手を合わせてくれる方々がたくさん いらしたそうです。すごい。こういうことができてしまうんですね。
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『おもてなしの原点 女将さんのこころ』 その一、その二 全国５５人の旅館の女将さんが、４ページずつ顔写真付きで登場。 人生について、おもてなしについて、教育、地域活性について。 普段はあまり語られない心の内を書いています。
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