きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

スーザン・ボイルさんと滑り込むねこ

 

先日ご紹介した、奇跡の歌声を持つスーザン・ボイルさん。

2日に行なわれた決勝戦で、残念ながら優勝ならずでした。

 

極度のプレッシャーと心ない中傷などから体調を崩し、

気の毒なことに入院にまで至ってしまいましたが、

いまごろは回復に向かわれていることを願うばかりです。

ブログに書いた一人として、気になります、やはり。

 

・過去blogはこちら

 →https://reikosetogawa.seesaa.net/article/200905article_4.html

 

・「優勝ならず」のニュース(ロイター)はこちら

 →http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-38341820090602

 

小さな村で猫とつつましく暮らしていた女性の生活は、

オーディション番組に出たあの一夜で劇的に変化。

 

世界中からの期待、

一挙手一投足をメディアに追いかけられるうとましさ。

自ら望んで出演したとはいえ、

心が追い付かないのは当然といえ、

その心労は察するに余りあります。

 

でも、これ本当に勝手な考えですけれども、

この現実は意外と優しいのではないかなと。

 

 

訳も分からないまま急ピッチで進んでいくよりも、

地面を踏みしめる感触を得ながら、

ときには休みながら進んでいくほうが、

長い目で見たときには

大きな達成感や喜びがあるように思います。

 

 

『グレートスモールカンパニー』という私の処女作の中で、

近代ホームの松本祐社長(現会長)が語ってくれています。

 

「昼から急に夜になることはない。

夕陽が突然、朝日になることもない。

その中には必ず決まった流れがあり、

必要な時間がある」と。

 

多くの企業を取材していてもそうです。

急成長する会社よりも、

一段一段低い階段を上っていく会社のほうが、

組織として質が高くなるように感じます。

 

後者のほうが働いている方々の

顔つきが明るく、

はたから見ていても楽しそうなのです。

 

「急がば回れ」という言葉は、

この時代でも活きているのではないでしょうか。

 

もちろん、努力などせず、

他力本願でいきましょうという意味ではないですよ。

 

 

スーザン・ボイルさんに話を戻せば、

この機会に大好きな歌を見つめ直し、

やがてもう一度歌い出すとき、

歌という存在がどれほど自分にとって愛しく、

大切かを改めて実感し、

これまで以上に人生の宝物になるのでは

ないでしょうか。

 

なんだか知ったようなことを書いてしまいましたがーー。

また歌声が聞けたらと思います。

 

 

 

You tubeつながりでおまけです。

世界的に有名な日本の猫「maru」。

Maru、あなたって最高

 

*滑り込むねこ。

http://www.youtube.com/watch?v=rHZUPJji6w8

 

*覆面ねこ2。

http://www.youtube.com/watch?v=ofrSio_jZO0&feature=channel

 

*大きな箱とねこ。

http://www.youtube.com/watch?v=xdhLQCYQ-nQ&feature=related

 

 

インターネットとyou tubeのお陰で、

以前だったら一生見られなかったはずの、

他人の家の猫の様子が、いとも簡単に、どこでも、いつでも、タダで見られる。

誰にでも教えてあげられる。すごい道具を私たちは手に入れているんですね。

 

 

おまけのおまけ

*手つなぎラッコ 1260万回も見られているラッコです。

  かわいいったらありません。

http://www.youtube.com/watch?v=epUk3T2Kfno