きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

①日本を元気にするセミナー タビオの越智会長のお話


こんにちはー。ジャーナリストの瀬戸川礼子です。


更新していなかった間、

加賀屋さんにいたり、

羽咋(はくい)市でセミナーをさせていただいたり、

帝国ホテルのジャズフェスティバル記者会見に行ったり、

連載原稿を書いたり、

上野の阿修羅展にも行きました。

 


今日と明日は、

「第9回 日本を元気にするセミナー」 (ブロックス社主催)

での話を書きたいと思います。

 


タビオの越智直正(おち・なおまさ)会長のお話。

タビオは日本有数の靴下製造販売企業です。


越智会長とは昨夏、

電話インタビューをさせていただきました。

著書『顧客満足の失敗学』で、

成功事例としての取材でした。
(そのときの様子は過去ブログでどうぞ。楽しいですよ!)  →https://reikosetogawa.seesaa.net/article/200807article_15.html



さて、生で聞く越智会長の講演。
、、、、、圧巻でした。

「いずれ、あなたも逝くんとちゃうのん?」

不況で大変だ、経営が難しいと、

わいわい言うとるけど、

自分で解決できない問題は

人生で絶対に起こりゃしませんのや。

 


家計が大変だと言ったって、

3000万円足りないことはないでしょ。

僕はカネに困ったことはあるけど

1000億円足りなかったことはない。

せいぜい100万、200万円のことで、

なんとかなる額なんよ。


みんなね、まじめに

「解決できないことが起きる」と思っとんの?

もっと自信もったらええんやないの。


(壇上で、一足一足、コツ、コツ、コツ、コツと歩いて)

墓への足音が毎日、聞こえとるでしょ。

小さなことばかり見てくよくよして、

何の価値がありますのん?


「いずれ逝ってしまうんでしょ」


だから 「人生は真剣なんやで」


本質をついたお話なので、

文字だとちょっと重たくなるのですが、

もっともっとたくさんの比喩があって、

これがもう面白い面白い。

 

会場は大爆笑の渦。

笑いすぎておなかが痛かったです。



壇上を見上げて、何度も思いました。


いま、にこにこと

「かわいらしい」笑顔で人生を語るこの方は、
ここまで来る過程で、

どれほどの試練をくぐり抜けられたのだろうと。


本質を語りながら、

あんなに会場を笑わせられるなんて。
そんな神業ができるということは、

つまり、そういうことだなと。

 


明日ご紹介する

ホンダカーズ中央神奈川の相澤会長もそうでしたが、

何度も何度も私たちを笑わせて心をトロトロにほぐし、

その柔らかくなった心の壁を突破して、

力強い手でわしづかみにした

人生の本質を、ぽんと置いていった。

 


そんな感じでした。


「で、あなた、どうしますのん?」

 

と聞かれている気がします。


そうですよね。どないしましょうか。。。



会場のブースで買い求めた越智会長の本に、

「にこにこ顔の命懸け」という言葉がありました ↓

男児 志を立つ―実践漢詩五十撰
致知出版社
越智 直正

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経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。


 『女将さんのこころ その三』旅館の女将さん55人の人生哲学。
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