今回は、
セーフティネット認定の仕事で出会ったAさんのお話です。
私は中小企業診断士として、この仕事に半年くらい
携わったのでした。
Aさんは、来庁されたお客さま(中小企業の方)を、
私たち認定者のテーブルに案内する係や、
どの業種が何社来て、
何枚発行したかの把握など、
認定にかかわる仕事全般を担当してくれた
20代のアルバイトさんです。
彼女は小さな楽しみを見つけることが上手な人で、
こういう人こそ「仕事のできる人」ではないか、
と思わせてくれる達人でした。
私がうれしかったのは、これです。ゾロ目!
発行する認定書の合計数が
2222のぞろ目になった記念と、
一度、彼女自身が休職して
戻ってきたことを同時にお祝い。
(隠れている部分に彼女の名前が書かれています)
ちょうど2222枚目を担当した私に、
このメモとチロルチョコの栄誉が与えられました。
さらにこちらも!
なんと、偶然にも、
3333枚目も私が担当したということで、
再びお祝いのメモとお菓子をいただきました。
やった~(^^)/
ナンバリングが、
2222とか3333になったことは、
私たち認定者には分からないんです。
それを教えてくれて、
イベントとして楽しんでしまうのって
いいと思いません?
しかも、「さわやかに」なんて書いてくれて、
うれしさ倍増です。
彼女はずっと年下だけれど、
お姉さん(私)だって
褒められたら やっぱりうれしいもん(笑)。
ほかの方もAさんから
うれしい思いをもらったと思います。
「○○さんが出してくれるメモは
とても分かりやすくて助かるので、
よろしければ皆さんも参考にしてください」と言って、
そのメモをコピーして配ってくれたことが
何度かあったのですが、
○○さんはきっとうれしかったんじゃないでしょうか。
ほかにも、
彼女が得た情報はできるだけ私たちに伝えてくれました。
一日の終わりには、今日は何社が来て、
そのうち何社に認定書を 出すことができたか
(条件がそろわず発行できない会社もあるので)、
「みなさんが(私たち認定者が)がんばってくれたので、
今日はすべてスムーズに作業が進みました」
など、言ってくれるわけです。
ときどきは、
「最近、みなさんミスが多くなっているので
気をつけてください。 この前も言いましたよ」
なんて叱られちゃうんですけど、
普段から楽しみを与えてくれている
彼女の言うことですから、
20代の彼女より、
ずっと年上の私たちですが、
素直に「はい」、「気をつけまーす」
と、答えるわけなんです。
劇的な楽しさに遭遇する機会は少なくても、
小さな楽しみは、
本当はいくらでも見つけられるのでしょうね。
また、劇的な楽しさはありすぎると
疲れてしまいますが、
小さな楽しみはいくらあっても
多すぎることはありません。
そういえば今日、
いつも顔を見るだけで逃げる近所のねこが、
一歩近づいても逃げませんでした
(二歩目で逃げられた)。
これも小さな、、、、小さすぎました?
中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。
~ ~ ~