【みなさまに耳よりかもしれないお知らせ】
きのうは「商業・サービス競争力強化連携支援事業」の審査で
経済産業省・中小企業庁に行ってきました。
「商業・サービス競争力強化連携支援事業」は5億円の事業で、
異分野の会社が連携していること、
サービス生産性UPが期待されることなどを条件に、
助成先を決めていくものです。
審査に通ると、
数百万円~3000万円の助成金が、
最大で2年間(つまり最大で計6000万円)受けられます。
受け取り希望額の3分の1は自社で出す必要がありますが、
3分の2は返す必要なくもらえるわけなので大きな魅力です。
(もちろんお金をもらうために連携するのではなく、
有意義な連携を軌道に乗せるためにお金をもらうという順番です)
ちなみに決定するのは私たち審査委員だけではなく、
地方の産業局なども事前審査をしています。
春の1次募集と夏の2次募集の両方に携わったのですが、
この事業、意外と倍率が低かった。
今期は終了しましたが、来期もやる可能性があるのと
、ほかにも事業連携の支援事業はいろいろあるので、
これ知らないと損だな!と思ってアップします。
なお、助成金は私たちが払った国の税金から拠出されるので、
お金をもらった後は、ちゃんと使うべきことに使っているか、
その事業には計画どおりの効果が出ているかなど、
しっかりチェックされます。
助成金など国の支援事業をスピーディに知るには、
中小企業庁のサイト「ミラサポ」への登録が便利です。 https://mirasapo.secure.force.com/mail_members_pre_signup01…
それと、お金をもらうのはやっぱり楽じゃなくて、
書類づくりがなかなか煩雑なので、
「中小企業基盤整備機構」(中小機構)の「ハンズオン支援」の
利用をお勧めします。 http://j-net21.smrj.go.jp/know/handson/h26/index.html
中小機構は全国9カ所しかないのですが、
相談に行く前に電話して聞いてみてもいいと思います。 http://www.smrj.go.jp/kikou/gaiyou/012105.html
ほかに中小企業庁では「よろず支援拠点」も設けています。 http://www.chusho.meti.go.jp/…/netw…/2014/140527onestop2.pdf
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子でした。