きれいごとでいこう!

経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。いい会社のいい話から私的なつぶやきまで、公私をつづります。

なぜ中小企業診断士に? 5. 不合格の1年目


こんにちは。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。

 

なぜ中小企業診断士になったのか?
をつづるシリーズ5回目。

 

前回は、民間の学校で学ぶと決めたものの
日本語の教科書をまったく理解できないという話でした。



日本語の記事を書き
日本語が大好きな自分が
教科書の日本語をまったく理解できない……。
それは確かにショックだったけれど
逃避するほど懲りないのが能天気の強み。
理解できる科目もありました。
マーケティングと助言理論は初年度からいい点でした。

 

でも、経済、財務は本当に最悪。



そのとき私はこう考えたのです。
「これを理解できる人が世の中にはいっぱいいる。
それなら同じ人間の私に理解できないはずがない」



さらに、こうも思いました。
「いま、これほど分からないことが、
そのうち理解できてしまうんだ。
人に説明までできるようになったらカッコいいな!」




診断士受験のための学校には1年間
毎週、土・日の10:00~17:00 通い始めました。

 

ただ、恐ろしいまでの低レベルですから
予習・授業・復習、それぞれの質がともなわない私。



思い出されるのは、勉強を初めて5カ月後。
ゴールデンウイーク合宿です。



1次試験の模擬テストを数回行なう2泊3日の合宿で
8万円を払いました。

 

会場では、点数順に座席が割り当てられ、
点数が低いほど、前列に座らされます。
私は、最前列から2番目。
この低レベルでも最前例じゃないところがすごい。

 

でも気持ちはふさぎます。



広い会場は、入り口が後方にしかありません。

ということは、休憩で外に出て戻るたびに
高得点の人たちの視線を浴びながら、
前列まで通路を歩かなくちゃいけない。



いやだった。。。。。



いま思い出しても、あのやり方は気に入らないです。

 

劣等感を与えてやる気を持たせるのは良くない。

 

実際、全然、やる気につながりませんでしたよー。



8月の一次試験まであと3ヵ月。
「必死でやればなんとかなります」とかなんとか、
司会の先生がさわやかな笑顔で言ってくれたけれども

 

無理でしょう。




結果、

 

無理でした。

 

受験1年目。不合格。



続きはこちらです。
 
YouTubeで診断士試験のこと、語りました。
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